Alice配列のガスケットマウントキーボードキットALICE67PRO

Alice配列のガスケットマウントキーボードキットALICE67PRO

Alice配列!?
ガスケットマウント式!!?
なにそれ触ってみたい!

というわけでAliexpressでAlice配列のキーボードキットを物色しました。

Alice配列

Alice配列は2019年くらいに公開された配列らしいです。
5年経つのに全然知りませんでした。
人気のKeychronからも多数発売されています。

特殊配列というほどとっつき辛くはなく、人間の体に合わせてホームポジションがハの字に開いただけのスタンダードに近いキーボード。

スペースキーが両親指用に分かれるのが特徴的。
テンキーはなく、両脇の機能キーは通常と同じ水平配置。
右か左のスペースに追加キーや機能キー、ノブを追加した製品があります。

ガスケットマウント

数年前に流行り始めたと思う、複層構造により使用感と剛性感を大幅にアップさせたキーボード構造のこと。
Alice配列との関連はなくて、ストレート配列でテンキーなし、プログラマブルなノブ(ロータリースイッチ)を備えた70%キーボードが多め。

普通のキーボードは基板上にキースイッチを直接とりつけ、外装でサンドイッチして終わり。
ガスケットマウントは基板とキースイッチの間にクッション性をもたせた追加プレート=ガスケットを挟んだり、基板の裏に補強プレートやらクッションを追加して静音性、打鍵感、剛性感を高めた高級キーボードで使われる構造です。
完成品もあるけれどスイッチやキーキャップを別売りにして、自分なりのカスタマイズを楽しめるようにした製品も多い。

Aliで買えるAlice配列

とりあえずAlice配列のキットをAliexpressで探しました。
そこにガスケットマウントの製品もあるはず。

多少の違いはあれ、目についたAlice配列のキットは4つ。

Ajazz AKS068 PRO

一番お手軽なのは全て完成済みでプラスチック筐体のこちら。

Ajazz AKS068 PRO Three Mode RGB Mechanical Keyboard Wireless Bluetooth Gaming Keyboard Hot-Swapp Keyboards for Pc Laptop Mac

プラ筐体でもガスケットマウントを採用。
スイッチのホットスワップも可能で、AS factoryなるルブ済みスイッチを採用。
Bluetooth接続のほかRGBライティングにも対応とこれで十分感あり。

ABM066 Alice Mechanical Keyboard

キースイッチ、キートップなしのカスタムキット。
右上にノブがあるのと、小さな液晶表示がついて遊べそうな予感。

ABM066 Alice Mechanical Keyboard Custom Diy Bluetooth Wireless Keyboards Custom LED RGB Ergonomic Layout Prog Rammable VIA Key

有線、Bluetooth、2.4GHzの3方式接続対応。
ただ裏面や重量を見る限り仕上げはプラスチック筐体です。

A75 Mechanical Keyboard

やたらとファンシーだけど、中央にトラックポインタ状のスティックがついてるのがポイント

A75 Mechanical Keyboard Customized Ergonomics Keyboard 83Keys Alice Layout RGB 3Mode 2.4G Bluetooth Wireless Gamer Keyboard Gift

重量も1.2kgあるのでおそらく裏面がアルミか、重りをかなり入れて安定性を高めているはず。
見た目に反していい作り。

MONKA ALICE67PRO

で。

今回買ったのがALICE67PROという製品。

MONKA Alice67Pro Mechanical Keyboard Aluminium Alloy Three Mode Alice Wireless Gaming Keyboard RGB 4000mAh Pc Gamer Mac Office

購入時に白しかなく割高な12,993円(送料無料)
6日間で到着しました。

MONKAはmarvoという中国のゲーミングガジェットメーカーのいちブランドみたい。
こんなSpecです。

  • トッププレートもボトムプレートもCNC加工アルミフレーム
  • ガスケットマウント
  • USB-C,Bluetooth5.0,2.4GHz USB dongleの3パターン接続
  • プログラマブル
  • フルRGB LEDバックライト
  • ノブ(Vol.にアサイン済み)
  • キースイッチ、キーキャップ別売り

1.3kgもあり手に持つとかなり重い。
構造についても詳しい説明があったのが決め手。

キースイッチはウレタンとプラスチックプレートでできたベースに固定します。
スイッチは直接基板には触れない構造。

背面には電源SW,USB-C、そしてUSBドングル用格納用の穴。
オールアルミ削り出しのため非常にソリッドで重厚感、高級感がある作りです。

手持ちのキーキャップをと組み合わせて電源ON。
LEDは手前点灯タイプです。

リマップのためのツールは販売者連絡して入手できました。
普通に公開してほしいのだけれど。

このキットにしたのはキーバインドの編集が明言されていたのも理由の一つ。
全キー変更の他、マクロや組み合わせキーの作成が出来ます。かなり細かい点灯パターンのカスタマイズもありました。

感想

というわけでAlice配列でしばらく文字入力した感想

普通のストレートキーボードと大して変わらない。

まあ見た目からの想像通り。
伝統のMicrosoft Natural Keyboardもこんな配列になっているのを思い出しました。

スプリットキーボードほど尖りたくないけれど、手首が楽なキーボードを使いたい
という人に合いそう。

普段遣いのErgoDoxと比べると・・・やっぱりErgoのほうが自分は好み。
Aliceもいいけれど、スプリットのように肩幅に合わせてキーが来たほうが姿勢はかなり楽です。

 

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