安い・薄い・軽い。今どきのモバイルバッテリー OKITI S5000W

安い・薄い・軽い。今どきのモバイルバッテリー OKITI S5000W

通勤カバンを新調したら重さが気になったので持ち物を見直す事に。そこで6年前から持ち歩いてる&けれどもあまり使ってないモバイルバッテリーを入れ替えました。

OKITI S5000W

買ったのは聞いたこともないOKITIという謎のメーカー。ブランドサイトもありませんが

  1. Amazonレビュー星4つとわりと高評価(62件中)
  2. これだけでAndroidもiPhoneも充電可能
  3. ¥ 1,299と安い!

ということで購入。

薄い!軽い!

手に取った時の第一印象。

電池が入っているとは思えない軽さでそこにびっくり。そして薄い。定期入れくらいの厚さ。

素材はプラスチックながら皮のような「シボ」がモールドで再現されており、縫った糸の造形と合わせてフェイクレザーを貼ったかの様な仕上げ。といっても見た目だけなので叩くとコツコツと音がします。

これまでの”TBF 10000mAh B030-4″と並べてみると厚みは歴然。リチウムイオン世代とはいえ立派な筒状バッテリーが4本も入っているから重くて当然。

全部で85g。
251gもあったTBFとくらべて重さ1/3。

ケーブル内蔵

最近のポータブルHDDやDVDによくある「本体にそって短いケーブルがついてくる」タイプ。

強度には今ひとつ不安があるものの、弛まずキチっと収納できます。MicroUSB→Lightningアダプタもメス側はプラスチック製ながら、オス側は金属パーツに継ぎ目の無いMFi認証品の様な作り。

このアダプタは現時点で最新のiOS10.2.1にてメッセージなく充電が可能でした。

肝心の充電

パッケージは高得点なのであとは肝心の充電。

USB電流計とか無いので検証はできませんが、一通り問題なく使えています。

ボタンは一切なく状態表示はLED1個のみ。充電を開始すれば赤点滅し点灯で完了。充電先のデバイスを接続すれば青く光って給電開始、デバイスを抜けば勝手に止まります。シンプル。

バッテリー落ちまで放電した初代iPad Airで試した所、38%まで充電ができた処で給電終了。iPad Airの内臓バッテリーがどこかの情報通り8,756mAhであるとするならば、発熱による充電損失を20%とした場合の目標45%に割と近くまで充電できてるといえます。

その後再充電してiPhone 7 Plus、Androidと内蔵ケーブルで充電してみても問題なし。
内蔵ケーブルの他にUSB Type Aもついているので、同時に2台の給電も可能。

シティユースならこのサイズ

当時は震災ということもあり大容量、ライト付きで選びました。

ただそれからは一度の外出で10000mAhを使い切ることはなく、「念のため」に重いモノを持ち歩いていました。今LEDライトはスマホでも普通に代用できますし(当時iPhoneのLEDライトは脱獄で実現した機能だったと思います)。

というわけで日常生活での使用、自宅<>会社とか自宅<>車移動ならこのくらいの容量で十分事がたりると思います。キャンプやフェスの野外で長時間活動したいときや、鞄いっぱいにガジェットを持ち歩くときは15000~25000mAhクラスの製品を別途用意したほうがいいでしょうね。

ちなみに両親には15000mAhで「ソーラー充電可能&大型LEDライト付き」というキワモノを贈りました。かなりの大きさでしたが忘れて窓際に放置でもしてもらえれば、いざというときに貴重な電力源になりそうです。

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