Amazon Lightsailに別れを告げてさくらのレンサバに引っ越しました

Amazon Lightsailに別れを告げてさくらのレンサバに引っ越しました

2020年4月から使っていたAmazon Lightsail | AWS
今回このLightsailからさくらのレンタルサーバに引っ越しました。

理由はコスパ

一番の理由はPVが減ってサーバコストが気になったため。
PV減るのはマメに書いてないから自業自得なのだけど。

最近LightsailはIPv4を使用するサイトに約$1.5の値上げを行っています。
そしてWordpressはIPv6のみの運用不可。結果Wordpressミニマムプランが$5の値上げ。
そして円安続きで月支払いは850円ほどに拡大していました。

今回さくらのレンタルサーバなら年払いで550円(最大2年一括で500円/月)
Lightsailはスペックカツカツ(特にメモリ)すぎたし、円安もそうそう戻らないと思うので引っ越そうかと。
謎の高負荷とか来てたし。

さくらのVPSではなくレンサバ

安いのは理由があって、今回久々のレンタルサーバにしました。

VPSと異なりOSの管理権はなく、個人ごとに割り振られたディレクトリ配下を借りる形。
VPSがマンションならレンサバは寮みたいなイメージです。
Wordpress以外にも色々やりたい人には合わないけど、記事置き場でしかない自分はレンサバでいけるか?というお試しでもある。

ただ、大昔使っていたレンサバとは異なりさくらのレンサバは色々ある感じ。
スタンダートプラン(500~660円)だと

  • 300GBのSSDストレージ
  • 独自ドメイン割当可能
  • 無料SSL&Let’s Encryptワンクリック適用
  • 個別バックアップ機能
  • WordPressクイックインストール
  • メールアカウント&Webメール
  • CDN
  • SSHシェルログイン
  • さくらぽけっと=余ったストレージをクラウドストレージにできる

VPSで自前でせこせこ仕込まなくても提供してくれるの楽そう。
余りがちなディスクスペースを積極的に貸し出してくれるさくらぽけっとも良さげ。乗り換え防止の一つの策だと思うけれど。

Lightsail時代に泣かされたCPU&メモリのメトリクスを露骨に気にしなくていいのもいい。
そもそも自己管理じゃないからその発生自体が無いと思うけれど。

引っ越し

今回もDuplicatorプラグインのお陰でかなり楽に進みました。
ほんと神。

  1. Lightsailの旧サイト上からDuplicatorでバックアップ。installer.phpとarchive.zipをダウンロード
  2. さくらレンサバのコントロールパネルを開く
  3. ドメイン/SSL>ドメイン/SSL>ドメイン新規追加
    独自ドメインを追加
    表示されるDNSをメモ
  4. ドメインレジストラ(自分はお名前.com)の管理ページでさくらのDNSを登録
  5. コントロールパネルに戻りWebサイト/データ>クイックインストール
    1. WordPressを新規追加
    2. 独自ドメインを選択
    3. データーベースを新規作成
      データベース名は任意。ほかはデフォ
    4. WordPressのユーザー名、パスワード等を任意で決める
    5. 作成するをクリック
    6. http://で新規サイトが表示されるのを確認
  6. WinSCP等でDuplicatorのファイルを~/www/dolls.tokyoにアップロード
    installer.phpを実行し、画面に従いインストール。
    MySQLで一部エラーが出るけどTIMEZONEとかなので無視。
  7. DNSの切り替わりを待つ(4時間~48時間)
  8. SSL化
    コントロールパネル>ドメイン/SSL>ドメイン/SSL >追加したドメインの”設定”>SSL設定
    有料メニューが並ぶけど上の方のサービスの選択ボタンを押す
    Let’s Encryptをクリック
  9. ”無料SSLを設定する”をクリック
    実行できない場合はDNSの更新を待つ
  10. 完成!

事細かいに書いたので長いけれど、この間シェルを叩く事は 一切無し。
さすがにLightsailの何倍も簡単。

動作も問題なさそうだし、15日の無料期間過ぎて問題なければそのまま引っ越し完了にします。
あ。Lightsail即刻消さないとだ。

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