適当スピーカーのインシュレータをスパイクタイプに変更

適当スピーカーのインシュレータをスパイクタイプに変更

先日、コロナ巣ごもりで適当に作ったエンクロージャの外装を仕上げました。

改めて見てみると、なかなか良い仕上がり。
せっかく綺麗になったのだし、足元のインシュレータも新しくしてみよう。

スパイクインシュレータ

インシュレータというのはスピーカーの「足」にあたるパーツ。
様々な形状・素材があり、オカルトが多いオーディオの中では、明確に音が変わるパーツの一つです。

また見た目への影響も大きいパーツ。
そのまま床に置いてあれば「気にしてないんだなー」と思うし、背の高い足がついていれば「お。こだわってる」と見えるもの。

値段もそれこそピンキリ。
高ければ成功が約束されているわけでもなく、選び出すとお金がいくらあっても足りません。

今回はそういうのは辞め、「試してみたい形状と素材」で安いものを探しました。
購入はおなじみの中華ECサイト”Aliexpress”。

HIFIDIY LIVE 4PCS Speaker Stand aluminium alloy metal

HIFIDIY LIVE 4PCS 4Sets speaker Stand Feet Foot Pad aluminium alloy metal (NOT natural wood ) Spikes Cone Floor Foot Nail M23*20|Speaker Accessories| – AliExpress

お手頃な「金属素材」の「ピンスパイクタイプ」なインシュレータ。
HIFIDIY LIVEという何やらオーディオパーツばかり出しているショップの商品です。

底面は10円玉サイズの三角錐のスパイク。そして受け皿となるパッド?のセット。
三角錐は両面テープで貼り付けるため、穴あけなどは不要でお手軽です。

届いたものを見てみると、パッド中心部に小さな穴が。
スパイクの先端はここに入るため、パッドとスパイクの接地面は点ではなく円形になります。

本来スパイクは鋭い一点接地により、横方向の振動を拡散させます。その結果、設置床面からの振動の戻りを減少させるのが狙い。それが穴にはまってしまうと自由に動けません。
なんで開いているんだ、という気持ちです。先端強度を保てないため、こうなっているのでしょうか。残念。

試聴

使っていたaudio-technicaのAT6099を外し、実際に置いてみました。

見た目はなかなかカッコいいですね。

聴いてみると音場は少し狭くなったようです。
残響が減った反面、中高域の輪郭がはっきりしてきました。引き締まった音になったと言えます。

「接地面との間に入る金属素材」としての役目は果たしています。構造はいまひとつでも。

よりスパイクの効果を出すには、この穴には入れずに平面部分に置いた方がいいかもしれません。
物理的には安定しないので、地震などへの注意が必要になりますが。

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