連日のゲームにテレワークにと過重労働にさらされてきたMionix NAOS 8200。
これを新型のMionix NAOS Proに交換しました。
分解してみる
調子が悪くなったのはDPIスイッチの↓ボタン。
反応はするけれど、押す時のクリック感がほぼ無くなりました。
DPI↓キーは一番押しやすいため、ゲームの主要スキルボタンに割り当てていたもの。
本来のDPIキーが想定する入力回数を越えているのかも??
それでもなんとか復活できないかと分解してみる。
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ソールを剥がし、6本のネジを外して分解。
わかった事はスイッチの交換は難しいという事。
メインのスイッチはOMRON製で側面スイッチはTTC。そして問題のDPIスイッチは「π」としか書いていない。
このπスイッチだけ2端子なのだけど、Amazon,Aliexpressで見る限り3端子のマイクロスイッチしか見つかりませんでした。
高さも位置も合わないと使えないので、交換は・・・という結論。
Mionix NAOS Pro
一時期お店から消えてフェードアウトしたかに見えたMionix。
全ラインナップに”Pro”をつけて帰ってきました。
このまま国内から消えてたらどうしようかと思っていたので良かった・・・
ちょうどメルカリで「3日のみ使用」という美品があったので購入。
新旧並べてみます。
基本的外観は初代発売当時から変えない、というのがMionixのポリシー。
見た目の大きな違いはDPIインジケータの削除とDPIスイッチの照明削除。
DPIインジケータも使っては居なかったけど、光る場所が減るのは単純なコストカット。
各割り当てスイッチととも、飛び出しが大きくなり、より押しやすくなった様です。
裏面はソールの素材変更。
旧型もハードマウスパッドでかなり滑りは良かったけれど、新型は更に滑りが良くなりました。
また、ケーブルが一般的なナイロン編組被覆から、ファブリック被覆になっています。
イヤホンケーブル並の柔らかさで、動きを妨げなくなったのが良い。
ケーブル出口のコードガイドが少し上を向けてあるのも工夫です。
全てが同じではない点に注意
NAOS Proは確かに8200の後継となるマウスでした。
「全ての指が乗るマウス」という貴重なデザインを6世代目も継承したのは嬉しい。
その反面、メインスイッチが「ベチ!ベチ!」とクリック感の強いタイプになってしまったのが残念。
”8000万クリックもの耐久性を誇るスイッチ”って何でしょうね。
旧8200は「プツ、プツ」と軽く静かなストロークで気に入っていたのに。
そこだけは残念かなー。
ソールを入れ替える事があれば、一緒に分解してスイッチ交換しようかと。