実効速度9.6Gbps。最安ラインで10GbEネットワークを組む(一部犠牲有り)

実効速度9.6Gbps。最安ラインで10GbEネットワークを組む(一部犠牲有り)

ようやく届きました10GbEセット。
期待と不安で組んだ12,195円の家庭内10Gネットワークをレポートします。

購入部品

ピア・ツー・ピア接続を行うため、NIC2枚とケーブル1本をAliexpressから購入しました。
機器詳細はそちらにも書いていますので御覧ください。

Aliexpressの中国打線で組む、家庭用最安ラインの10GbEネットワーク

後半に書いた10G SFP+ AOC/DACのコースにしました。

FANMI X520-DA1 10GBase Single Port Ethernet Network Adapter E10G41BTDA

FANMI X520-DA1 10GBase Single Port Ethernet Network Adapter E10G41BTDA

購入時は一枚あたり3,439円+送料498円。
合計7,873円です。

届いた商品は綺麗な外箱入り。
ドライバCD及びロープロ用ブラケットが付属しています。

1800円の2.5G NICとは違い、実装面もハンダ面も非常に丁寧な作りです。キチキチのリビングサーバに搭載したところ。
PCIスロット側にノイズ防止と思われるグランドプレートがあります。

24/365稼働なのでグラボのファンが汚い・・

ONTi 10m SFP+ 10Gb AOC SFP Module Active Optical Cable

春節で休みます!
という以上に待たされたAOC。

ONTi 10m SFP+ 10Gb AOC SFP Module Active Optical Cable


キリよく10mにしました。
購入価格は4,322円。

外箱無しのプチプチ袋に包まれて届きました。
硬めの袋とはいえ、折れてなくて良かった。

OM2と説明に書いてあったのだけど、使われていたのはより広帯域なOM3ケーブル。
製造2021/01って作りたて?

sfpはこんな感じで入ります。
Sharkoon – REV200のコネクタボックスではケーブルの曲がりがギリギリになります。

セッティングと実測

カードの認識はIntelの最新ドライバに付属の”Intel PROset Adapter Configuration Utility”で確認可能。
さすがサーバ用はGUIでチーミング組めるツールが開発れているみたい。

まずベンチマークの鉄板らしいiPerfで計った結果がこちら。

 

なぜだ!

2.5Gbps弱しか出ていません。
リンク速度は”10.00Gbps 全二重通信”と正しくネゴしているのに。

PCIeのレーン数問題がシビア

原因を考えているうちに気がづいたのが「ネゴシエートされたリンク幅」の欄。
これってPCI Expressのレーン数なのでは?製品の仕様ではPCIe 2.0 x8レーンが必要です。

とするとゲームPCのx4でも足りないし、リビーングサーバのx1なんてもっての他。

両PCともフルサイズ(x16)のPCIeスロットに挿しました。
しかし見た目とは別に実際のレーン数には色々制限・制約がある事が判明。

それを表にしたのがこれです。

M/Bチップセット
レーン数
x16 slot1x16 slot2x16 slot3
ゲームPCX570チップセット
ASUS ROG Strix X570-F Gaming
16PCIe 4.0 x16
※x16 slot2を使うと x8に低下
PCIe 4.0 x8PCIe 4.0 x4
リビングサーバB550チップセット
ASUS TUF GAMING B550-PLUS
10PCIe 4.0 x16PCIe 3.0 x4
※他のx1 slotを使うとx1に低下
なし

問題は2つ。
1つ目はゲームPCでx8カードを動かすとグラボがx8に落ちること。
2つ目はリビングサーバでx8カードを動かせるのは、グラボが挿さっているx16 slot1しかないこと。

買うときも「なんとなくリミットあるんじゃないか?」とは思っていました。
でもまさかここまでカツカツだったとは。
下調べ不足です。

x8x8で再計測

ひとまずNICの最高速度到達を目標に構成を変更します。

しかしiPrefの結果はほぼ変わらず。
認識的にはこれ以上ないハズなのに。

NASとしてのディスクアクセスを計測

こうなるとiPrefの結果が怪しい?

もう一つの計測、ディスクベンチマークを試しました。
ターゲットディスクはリビングサーバ側に搭載しているNMVe SSD”Samsung 960 EVO”(リード3,200MB/s,リード1,900 MB/s)です。

結果は堂々の1100MB/s超え
高精度計算サイトで換算すると、9.472 Gbps相当です。
一体iPrefなんだったんだ・・・(サーバ側がLinuxなら10G測れている事例有り)

今はまだ多くのデータがHDDの中。
でも10Gが整ったことで、大容量NVMeを使えばローカルドライブ並みの高速NASが作れる目処が立ちました。

制限付き格安構成の完成

整った、と書いたけど一部犠牲付きです。

ゲームPCのグラボx8問題は実感はありません。ただなんとなく心地悪いくらい。

問題はリビングサーバ。
x16 Slot1から移したグラボはx4かx1で動かすしかありません。x4なら動作は安定したけれど、PT3などの拡張カードが全滅です。
仕方なくx1で動かしてみると不安定でした。いくらGT1030でもグラボにx1って流石に足りない気がします。放置ゲームさえ動いてくれればいいのですが。

落ち着いたらNICをx1で動かすとどれくらいディスクベンチが低下するかもテストしようかな。

それを差し引いたとしても
「家のPC同士を光ファイバで繋いでる。」
ってなんだか感慨深くないですか!?
同軸でもUTPでも驚かないけれど、光ファイバですよ!?(昭和感)

 

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