先日、1シーズンぶりに高圧洗浄機を使おうと思いました。
すると蛇口から水を入れただけなのに、本体から滝のような水漏れが!
ホースの抜け?と思ったけれど、間違いなくボディ内部から出てる・・・これは一体。
分解し原因判明
分解は割と簡単にできました。
まずタイヤのセンターキャップ兼車軸をマイナスドライバーでこじって外します。
あとはタイヤを外し、背面の黒いカバーから見える全てのネジを外すだけ。
ネジはT15のトルクスドライバー。
中は結構スカスカ。
内部を目視できる状態にしたところで、もう一度ホースから水を流してみます。
事前の調べたとホース接続部のOリング劣化とかが多いらしい。
もしそうなら防水テープでも巻けば直るに違いない。
そこかよ!!
思わず声が出ました。
給水口からモーターへつながる、プラスチックパイプに明らかな亀裂が入っていました。
原因は不明。
装置を転倒でもさせれば、給水口が押されてここに力もかかるだろうけど。心当たりなし。
部品はこのプラパイプ丸ごとになりそうです。
しかし国内入手不可。軽く探してみたけれど、外国から取り寄せる他なさそうです。
正規の修理手段は
修理を国内で正式に頼む手もあります。
- 修理品を発送いただく際の送料は、お客様負担になります。修理後、下記定額修理料金に加えて、修理品お戻しの送料935円を頂きます。
K 3シリーズ
(K 3.490、K 3 サイレント など)
ベランダクリーナー
K 2.900 サイレント11,000円
うーん。
DeLonghiと違い、行きも帰りも送料を別途取られるそうです。
購入時は2万円。
修理費11,000円+こんな大きく重い装置の往復送料。買い替えを考えたくなる、絶妙な値段設定ですね。
自力で修理
ということで「予算は1,000円」として、ホームセンターの道具で修理を試みました。
溶かして埋める
圧力と耐久性の問題から、接着剤ではダメであろうと考えました。
という事でターボライターと熱したビットを使い、プラスチックを融解させて埋める作戦。
見てくれは悪いけど、これは埋まったでしょー。
しかし自信に反して水漏れは直りません。
当初のような噴水は無くなったけれど、岩肌から滲み出るように湧く水が止められない。
何度やり直してもダメ。
水周り専用補修材を使う
膨らまない強度があり、水に強い修理剤。
で、探したのがこれ。
よくホームセンターの怪しいCM動画が流れてる奴です。
「どうだいジョニー、すごいだろう!?HAHAHA!!」みたいなやつ。
このサイズでちょうど1,000円。
ガラス繊維の布を紫外線で硬化する樹脂に浸したものが1枚入っています。
太陽に当てると固くなる即席FRPです。
期待して作業したけれど、思ったようには貼れませんでした。
布に厚みがある上にコシがあり、柔軟性に欠けます。何度もなぞって押し付けますが、面への追従性がわるくてどうしても気泡が入ります。
やっぱりパイプとか、ボートの横とか、二次曲面までしか対応できないのかなー。
とりあえず結果を見てみました。
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やっぱりね。
純正パーツを輸入中
結局補修を諦め、海外から純正パーツをオーダーしました。
- 搭載品:9.762-201.0
- 現行品:9.755-389.0
部品代はケルヒャーのWebストアなら10,47 EUR=1,400円ほど。
でもEU圏にしか発送してくれません。いくつかある他のサイトも同様。
その中で見つけたのがSpares2you。
”日本だけ出荷先にリスト無いけど対応可能?”って聞いたら速攻リストに追加してくれました。
このパーツ+劣化しやすいOリング2個を追加した商品代金が£7.47。
それに送料が£26.67 がかかり、総額£34.14。Paypalで支払った際の引き落としは ¥5,484でした。
パーツ一つに5,000円かー・・・。って感じですね。
これで直ると思うので記事にはしませんが、また面白い事になったら紹介します。
追記
なおしました。
追記
また漏れました。