今日数ヶ月ぶりに飛行機に乗ったら、出発前機内アナウンスが変わったことに気づきました。
「電波を発する電子機器は電源をお切りになるか、機内モードなど電波の発しない設定にてご使用ください。」
えっ?使ってていいの?って感じです。
続けて
「この飛行機ではBluetoothなどの電波を使った接続がご利用いただけます。(ちょっと文面違うかもしれないけど)」
とも。
その後飛行機が動きだし、離陸する段階になっても電源を切るアナウンスは一切なし。
着陸した後はまだ機体が滑走路にある状態でも
「只今よりすべての電子機器がご使用になれます。通話は他のお客様の迷惑になりますのでご遠慮下さい。」
とアナウンスが流れました。
調べてみると9月1日に規制の緩和があったそうです。
国土交通省プレスリリース
航空機内における電子機器の使用制限を緩和します1 電子機器から発射される電波に対する航空機の耐性に応じて航空機を区 分し、その区分ごとに使用可能な電子機器と時間帯を拡大します。
※航空機の耐性の区分により運用が異なりますので、ご搭乗の航空機内で使用可 能な電子機器については、各航空会社にお問い合わせ下さい。
2 着陸の後、滑走路を離脱し誘導路に入った時注)から、全ての電子機器が使 用可能となります。
これで上空で音楽を聴いている際に降下するアナウンスが流れないかソワソワしたり、許可アナウンス前にスマホいじりだしてるヤツにイライラしなくて良くなりますね。
ただ引用にも書いてある通り、この規制緩和は機体の(電磁波等への)耐性により変化する事に注意が必要です。
自分がよく使うAirDoの場合、今日のB737-700型機は耐性が高く機内でのWi-Fi相互接続も常時可能。対してB767-300 およびB737-500型機についてはマナーモードにしてもスマホは依然離着陸時に電源を切る必要があるとされています。
新千歳-羽田便がどうかはまだわかりませんが、規制緩和された便が増えればあのノイジーな機内放送に顔をしかめる事なく、好きな音楽で気持ちよく旅が出来そう。
ちなみにシートベルトを外して良いタイミングは変わっていません。せっかちな人が揺れた機内でどう飛ばされようと知ったことではありませんが、くれぐれも他人様に迷惑をかける事にならない様、想像と行動をお願いしたいものです。