第64回 勝毎花火大会「SKY LIVE 8.13」に行ってきた

第64回 勝毎花火大会「SKY LIVE 8.13」に行ってきた

お盆の帯広一大イベント、8/13に開催された第64回 勝毎花火大会「SKY LIVE 8.13」に行ってきました。過去ログを見ると3年前に初参加し、その規模と帰りの混雑にヘロヘロになりながら帰ってきたとあります。

夏の北海道一大イベント、勝毎花火大会に行ってきた徒労日記 | 徒労日記

この時期になると駐車場情報を求めて検索が増えるので、備忘録も兼ねて今回の自分の事を書いておきます。
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駐車場

最初は特設駐車場を考えていた

今年の特設駐車場は音更に北愛国と、それぞれ会場から8~9km離れたI/C近くに用意されました。そこからはシャトルバスによる移動が必要で、片道400円と20分がかかります。行きはまあいいと思うのですが、3年前は花火が終わってからバス停につくまで30分。そしてシャトルバスに乗れるまで40分待ち。結局自分の車に戻れたのは1時間45分後と本当大変でした。

当日の公式Twitterアカウントを見ると、札幌に近い音更駐車場は17:30の段階でほぼ満車。遠くの北愛国駐車場は開始時間まで余裕があったようですね。

有料駐車場が遠い

今回は札幌を6時に出て10:30頃には帯広入り。多少混んではいたものの、高速道路完成のお陰で昔の様な日勝峠の渋滞はありませんでした。

12時の時点では帯広駅~十勝大橋周辺の時間貸し駐車場には割りと余裕あり。そこで数少ない上限有りの駐車場を探し、六花亭本店近くの最大1,500円の有料駐車場に停めました。これが功を奏し、今回はスムーズに車まで戻れています(会場から1.6km、徒歩20分位)。

もっと近く、国道38号線付近の地域住民が2,000~3,000円/台で出している野良駐車場も見かけました。ここは想像通り、終了後には人と車が溢れだし、しばらく身動きが取れなくなっていた様です。

他にもググると無料開放状態の長崎屋のPが話に出ていました。ここに停めた場合、建物が22時に閉鎖するためフィナーレまで花火を観る事ができません。出庫時も詰まって時間がかかる事もあるようです。

東西の違い

会場は東西が分かれていますが、お店も多く終了後の出口になる西側が例年人気。アナウンスを聴く限り、16時ころには西側がキツくなって東側へ誘導されていました。東側は広くどこまでも人が入りそうですが、あまり奥に行くと花火を側面から観ることになります。

今回西側には13時に到着。まだ広々はしていましたが中央のステージが見える場所は全滅。ひな壇状になっている土手の斜面もすべて予約済み。

日暮れ時には混雑のため河川敷自体に入場制限がかかり、歩道に長蛇の列ができました。

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 モラル的なお話

場所取り

2012年から場所取りは禁止となりました!という割に、自分には何も変わっているように見えませんでした。会場には誰もいないブルーシートの海が広がっていましたし。常に誰かが張り付いていないと撤去される、という訳でもなさそうです。1週間前から主張する様な悪質なものは撤去の対象とするという事なのかも。

20140815-03仕掛け花火などが見えるステージ両サイドを取りたい場合は今まで通り前日から徹夜したり、日が昇る前に現地入りする必要がありそうです。

一番の問題は観客というお客様

終了後、多くの人は十勝大橋の下をくぐって芝生の上で退場待ちの列を成します。

その一同が見ている中、堤防上にいた一部観客が順番を待たず鉄のフェンスを飛び越えたり、網を外して隙間から抜け出したりする光景がありました。そして一箇所で「それ」が起こると周りのみんながそこ目がけて群がります。警備員が必死に止めてフェンスを戻すとその反対側でフェンスが破られ。

退場待ちの列とは距離があったため、観客たちは「うわ・・」「あんなの無理だよ」「あぁ」と悲壮な声をあげて眺めていました。会場DJや警察官、警備員が冷静な行動を呼びかけるなか、行われる光景にいたたまれず、なんとも言えない気持ちになりました。自分にもある人間の恥部を見せつけられている様で。人はこんなにも短絡的で浅ましかったのかと。

もし自分が堤防上に席が取れ、あのフェンス前に居ても理性的に動けたか。退場待ちの大群で堤防上の一部観客に向かってブーイングでもすれば止まったのか。フィナーレで感動を味わった後だっただけに、なんとも後味の悪い気持ちが残ってしまいました。

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