自分もよく使う新千歳<>羽田は世界的にも指折りの多忙路線だそうで。今回は時間もあるので、羽田ではありませんが格安LCC、Jetstarの新千歳>成田便に乗ってみました。
GW直前(実は世間ではGWの後半に入るらしい)の5/2深夜にふと「東京行きてぇ」と思い立ったのが始まり。GW直前のチケットなんてさぞかし高いのだろう、と思ったらエア・ドゥやSkymarkの国内低価格航空会社もピーク日を避ければ12,000円~13,900円で飛べるみたい。
なんだ、と思って試しにJetstarを覗いてみたら6,192円(変動制)。圧倒的な安さです。でもJetstarはネットで多く書かれる注意や失敗談を読んだことで食わず嫌いしていたんです。まあ今回は特にプランもないし乗ってみようかなと。
安い!…って事もない?
「サービスを細かく分けて欲しい人だけつけていく」という現代の保険スタイルだと聞いていますがそのとおりでした。
結局今回の新千歳→成田空港便に支払ったコストは
- チケット代 ¥6,194
- 消費等 ¥496
- 預入手荷物 ¥1,650
- 支払い手数料 ¥430
合計¥8,770。一般航空会社では発生しない荷物代ですが、預ける荷物がある場合事前に15kgから5kg単位でオプション追加しておく必要があります。これも便によって価格変動があり、帰りの便では¥1,440(15kgまで)だったり。しかも現地で申込済み重量を超えた場合、¥760/kgというかなり割高な追徴金が発生します。また、予約後〜チェックイン前に追加した場合も一段階値上がりし、当日追加ではほぼ倍の金額がかかります。機内持ち込みサイズのスーツケースや手荷物は一個に限り無料。
支払い手数料はクレカ代。Jetstarバウチャーチケット以外はみんな何かしらかかるようです。
今回入っていない座席指定もオプション料金です。が、48時間前に可能になるネット・チェックインをすればその時点での座席指定は可能。機械的に詰めて自動予約されるので、出発前に変更するといいでしょう。
手続きが終わると何通かメールが届きます。
予約番号やら便の案内に並び、手荷物についてここでも注意が出ています。ネット・チェックインもこのメールのリンクから出来るのでスマート。
チェックインすると航空券としてA4のPDFがダウンロードできます(スマホにメールもできます)。この紙は印刷して荷物預入所、保安検査場、ゲート、機内登場時にまで何回も見せる必要あり。
ゲートの時だけバーコードリーダーで読むんですが、スマホの画面表示でもOKなんでしょうか。気になるんですが初心者なのでやめておきましが。カモンPassbook.
飛行場にて
新千歳空港でのJetstarは新参な事もあり1番端に専用のブースを構えていいます。
- 手荷物検査場が抜けるのに時間がかかる
- 預入荷物受付に時間がかかる
と読んでいたのでビビって1時間以上前に到着しました。見ると預入荷物窓口は二つしかなく、保安検査場はJetstar専用の1口のみ。今回は空いていてスムーズでしたが、確かに繁忙期なら1時間前に来ないと辛いことになりそう。
初めて来た0番搭乗口という新千歳空港の秘境。3階にこんな所があったなんて!売店はありませんでしたが、トイレと自動販売機、喫煙所もちゃんとあります。
新千歳での搭乗ではボーディングブリッジ。
搭乗
シートはダークグレーのレザー張りで特別狭いこともなく快適。ただし機内放送のイヤホンとかはなく、飲み物を入れスペースもありません。また温かい飲み物やアルコールの持ち込みは禁止だそうです(機内購入は可能)。
フードは今や各社ありますが、Jetstarは種類多め。予約なしでもハンバーガーやホットドッグが頼めます。ジュース、アルコールも数種ありますが値段はやっぱり高いので持ち込むかチケット購入時に勧められる機内バウチャーでの購入が良さそう。
成田空港に到着してからはバスにてターミナルへ。シートベルト着用サインが消えてから、手荷物を受け取るまでにかかった時間は15分。
リスクはしっかり認識を
まったくもって予定通り運行され、まったくもって問題なく予定通りの金額で目的に到着できました。
けれど。
出発前のトラブルに対してフォローが有るのか心配、とか帰りの便で荷物が17kgになったらどうしよう、とか。計画通りいかない事に何よりストレスを感じる自分には観光でしか使えそうにありません。
心配し出したらキリが無いしバカバカしい。と思えるような人、手荷物が一個のみの短期旅行にJetstarはピッタリかも。札幌発の海外旅行は高いからタイミング合えば助かりそうです。