Snow Leopardの夢も見れたし、次はいよいよMountaion Lionだ!と意気込んでいたら予想外にあっさり動く夢が見られました。いやはや、tonymacさんには感謝しきれません。
インストール
USBは作ってしまえば楽
手順はtonymacx86 – UniBeast: Install OS X Mountain Lion on Any Supported Intel-based PCの通り。ただ入れ直しもつまらない、という訳で今度はCPUをメインマシンから脱落したIntel® Core™ i7-2600K Processorへ変更しました。グラフィックスも内蔵Intel® HD Graphics 3000へ変わります。
作業にはまず純正Mac又はOSX86が必要。その中でAppStoreからMountain Lionを購入します。自分は昔セールで買ったiTunes Cardを使ったので実質1300円って感じです。それと合わせてtonymacx86からUnibeastもダウンロード。実行してインストーラ入りUSBメモリを作ったらあとはインストールするだけ。全く簡単。今回は何のオプション指定もなくインストール可能でした。
MultiBeast
OSが起動したら今度はMultiBeast5.3.0をSnow Leopardの時の様にインストール。自分は下のものにチェックをつけました。
- EasyBeast Installation★
- VoodooHDA 0.2.7.3
- 10.8.3 TRIM Patch
- Intel Graphics Patch for Mixed Configuration★
- USB 3.0 – Universal
- Intel – hnak’s AppleIntelE1000e
- Chimera v2.0.1 r2109
- GraphicsEnabler=No★
- PCI Root ID Fix★
- Mac mini 6,2
- Sandy Bridge Core i7
★は必須だと思われるコンポーネント。何回も起動しなくなって何となくこれが必須なのかな?という程度ですが。Mac mini 6,1にすればSandy Bridgeになりそうだけど面倒なのでまたの機会に…
Intel HD 3000
一番時間がかかりました。前回は高解像度だったものの、アクセラレーションが動いていませんでした(LaunchPadの表示などがかなり遅い!)。今回はなんとか有効になった夢がみたい!
MultiBeast後、1024×768の状態から
- Hackintosh Intel HD Graphics latest – Downloads – OSx86.netから”Intel HD Graphics latest”をダウンロード
- Kext Wizard 3.7.10にて/System/Library/Extensionsへインストール。
- 同じくKext Wizardにて”Repair permisions”と”Rebuild cache”を実行
- 再起動。Graphics Enaber=Noでブート
- 問題がなかったら/Extra/org.chameleon.Boot.plistへ <key>Graphics Mode</key><string>1920x1200x32</string>を追加
にてアクセラレーション有効な高解像度になりました。GraphicsEnaberをoffにする事に気づかず大分苦労しました。
でもフルパワーは出せない
元々DQ67EPにCore i7 2600kは未対応なため、当初BIOSにて最大クロックが1.6GHzに固定されていました。その状態でブラウジングをすると消費電力は37Wほど。ファンも大して回らないし、静音8コア Macできたどー!なんていい夢をみてました。
それじゃあと本来の3.4GHzに設定してみたら途中でリブート。起動しない。なんとか3.2GHzでは起動したものの、今度は温度がヤバい。
消費電力も65Wまで上昇。BIOS画面では89W、81度まで上昇してプッツリ切れてしまいました。恐ろしい。元々TDP65Wまでしか対応してないマザーにTDP95WのCPUを載せているので、当然といえば当然の結果かもしれません。
しかし2.4GHzくらいでも8コア8GメモリのMacは十分快適。HD3000では2560×1600は表示できないみたいだから、GT640カードが欲しくなります。
Speed Stepでなんとか安定
2013/05/19 追記
あれからBIOSのSpeed Stepをいじっていたら、なんとなく使える範囲に収まりました。
Non-Turbo Ratioは32が最大。2600Kの倍率は34のはずだけれど、33以上にすると起動しなくなります。OS上での最大倍率はここの値が使われる模様。Burst Mode Power LimitをM/B仕様の65Wにしました。Sustained Modeというのが今ひとつ分かっていません。
デスクトップでブラウジングしている時は1.6GHz,消費電力33W,CPU温度49度ほど。ファンは1700rpm。
FullHDの動画を5分ほど再生すると温度はグングン上昇。消費電力は71W~73Wへ。かなり高いものの、落ちたりはしなくなりました。ケースファンはLow固定、CPUファンはリテールながらかなり静かな為、まだ静音Macと言えなくはない。
ハッ! _(:3」∠)_.夢か・・・