圧倒的じゃないか、我が軍は! – nVidia GeForce GTX670 レビュー

圧倒的じゃないか、我が軍は! – nVidia GeForce GTX670 レビュー

新たなる力を手に入れました。nVidia Geforce GTX670です。

改めてグラボの買い換え遍歴を調べると

となります。この前はRADEON 1600XTだったかな??ともかく大体1年半~2年半が交換スパン。今回はほぼ2年使っての買い換えです。今遊んでいるDiablo3はそれほどグラボパワーを喰いませんが、最近復活したSkyrimはパワーがあればあるだけいいというゲーム。お姉ちゃんのお肌雄大な景色を美麗に表示させるべく、なんとなくで買い換えました。

Palit GeForce GTX670

買ったのはGTX670製品中最安のPalit GTX 670 (2048MB GDDR5)。取り扱いの関係上ほぼドスパラのプライベートブランドで、唯一3万円切りの29,760円でした。他はリファレンスファンで3.5万、3スロット使用のオリジナルクーラーで3.8~4.2万というのが相場。

無骨なデザイン。HD5850より5cmほど短い。電源は6pin x2。ロゴシールの反対側にあります。

ポートはDVI-I,DVI-D,DisplayPort,HDMI。いつの間にかグラボのコネクタ類はいかつくなりましたね。

しかしDisplayPort、一向に家庭用製品で普及しない。汎用性の高いHDMIとの差別化が図れない以上、DVI規格以上の高周波数(高解像度)用途でしか生きる道はなく、普及する前に立ち消えしかねません。ヘンに続くくらいなら、飛び超えてThunderbolt – Wikipediaとかに速やかに移行してほしいもの。

裏から。リファレンスデザインだと1/3は基盤の無いファン部分。オリジナルファンを採用した製品は基盤もフルサイズのオリジナルとなるようです。

AMDからNVIDIAへ入れ替え時の注意

手順があります。自分は最初を飛ばしたため、Windowsが起動途中に止まるという症状に出くわしました。おそらく逆のNVIDIAからAMDも同じだと思います。

  1. 旧グラボ(AMD)をつけた状態で、「アプリケーションの追加と削除」よりドライバ&ツールをアンインストール
  2. セーフモードで再起動し、Driver Fusionを実行、ドライバのゴミファイルを消す。
  3. 旧グラボを取り外し、新グラボ(NVIDIA)を取り付け。
  4. 最低限の解像度で起動するので、nVidiaの最新ドライバを入れる

2.はセーフモードで行う事が理想ですが、自分は通常モードでやっても大丈夫でした。1.の後のリブートは一度必要かもしれません。

ベンチーマーク

過去8800GTXとHD5850でも取ったファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマークと、現在最新のMMO「ファンタシースターオンライン2」の二つで取りました。FF14はDirectX 9.0c世代、PSO2は最新のDirectX11世代となります。

  • Motherboard:Intel DQ67SW
  • CPU:Intel i7-2600K(OCなし)
  • Memory:16GB(OCなし)
  • HDD:ADATA S511 SSD x 2(RAID 0)
FF14-HighPSO 2
RADEON HD585040273743
GeForce GTX670562714947

DirectX11のPSO2が圧倒的なスコア。FF14はCPU分、といったところでしょうか。

OverClockツール

純正クロック製品なのでBase Clock 915MHz / Boost Clock 980MHz / 3004MHz (DDR 6008MHz)といったスペック。ただしPalit自身がnTuneより便利な「ThunderMaster」ってOCツールを出してました。

アジアメーカーらしい過剰な表示はともかく、OCも細かなモニタリングもできるなかなかのスグレモノ。GPUクロックは常にトップスピードではなく、負荷に応じて自動的に可変する仕組み。
とりあえず今はコアクロック+150MHz、メモリは+50MHzで様子見中。コアは強そうだけど、メモリは上げると結構簡単にフリーズするので弱げ。

最後に騒音

クチコミで騒音について結構書かれていましたが、アイドルだと結構静か。Twin Frozr II|MSIと音量は変わらず、若干高音が耳につく印象。動画を再生しても変わる事はありません。

ゲームを始めると・・・確かにブロアファンの特徴的な高めの音が耳につきます。負荷時音量もTwin Frozr IIと大差ないものの、より大きく聞こえるものですね。OCツールのスクショはSkyrimをプレイしている時の物ですが、GPU温度は室温27℃で65℃~80℃、FAN DUTYは60%くらい。手動でFAN DUTYを80%まで上げると4020rpmとなりさすがに結構な騒音。

背面からはかなりの風が出るものの、ケース内の熱気を吸って完全に吐き出せるのはブロアファンのメリット。吹き付けるだけのオリジナルファンモデルよりも熱がこもらないと信じてます。

おまけ

パワーアップしたグラボでSkyrimをプレイ中。なんだかこれ、RPGというよりモデルをカスタムし続ける育成ゲームじゃないかって気がしてきた。大人のお人形遊びとか背徳的な響きですね。

ムキムキのおねーさんにセイバーリリィの服着せたら、間違った外国人のコスプレみたいになってKOEEEEEEEEE

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