九份(チョウフェン)写真集

九份(チョウフェン)写真集

もう一つの台湾旅行スピンアウト、九份編。
街の構造は日本の尾道、通りの雰囲気は九龍城といった趣の不思議な町。

九份(九分)については九フン – Wikipediaを見てもらうとして、古くは映画、最近はジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルとなった町として日本人・中国人に人気を博しているそうです。

大雨のSOGOがスタート

九份に向かうにはいくつかのルートがあるけど、一番安い路線バスを選択。ルートに関してはこのサイト(MRTの忠孝復興駅前)を参考にさせてもらいました。バスはMRT(地下鉄の様なもの)の忠孝復興駅近く、太平洋SOGO前から出てます。そのSOGOが二個あるのが予想外でしたが、MRTの駅とくっついてる「台湾復興館」が正解。その北側の道路の反対車線に目的のバス停が並んでいます。
SOGOって日本じゃめっきり聞かなくなったけど、東南アジアでは割と栄えてるみたい。バリにもあったし。

バスを待つ間にもの凄い大雨。スコールとかではなく台風の雲だとかなんとか。バスは一人90元でお釣りが出ないので買い物して小銭を用意しておきましょう。

これが目的のバス。基隆客運の「台湾-1062九份-金瓜石」。
乗り方:前から乗車。目の前の動かない運賃箱にお金をねじ込む。運転手からおみくじの様なヨレヨレの紙をもらう。どうやら「九份」と書いてるらしい。一時間半じっと座る。「九份」のバス停が着てもまだ我慢。みんなも降りないので分かる。つづら折りの道を上り、ヘアピンカーブのバス停(旧道)でみんな降りるので一緒に降りたら到着。ヨレヨレは渡すように。

基山街へ分け入る

15時頃、九份メインストリート、「基山街」への入り口に到着。
こんな裏路地の入り口みたいな穴がメインストリートです。

おそるおそる中に入ってみる。

中はこんな感じ。
軽自動車がやっと通れるかどうかという道がアップダウンを繰り返しながらずーーーっと続く。実際ここを軽自動車が通るからまた驚く。生活道路でもあります。

ふと見上げると建物の上に居住スペースが。
人が溢れる通路が地下通路で、日の当たる部分が地上に錯覚してしまいます。

歩き疲れたので、どこでもいいからお店で休もうという事に。
ふと目にとまった「黄金之郷」というお店に入ってみました。今見るとかなり怪しいのだけど良く入ったなー

ふおおおぉぉぉぉ!
喫茶の窓からは世界が開けていた。窓際に1テーブル分だけのテラス席が有り、そこだけ宙に飛び出た様な席になってる。あの楽しくも暗い地下通路の裏にはこんな絶景があったとはね。

飛び出たテラスの真下には人通りの多い階段が見える。

外に出て納得。
このお店、パンフレットによく載ってる豎崎路の一角でした(写真上のレンガの上がテラス)

目的の夕方までまだ少し時間があるので回ってみる。

最奥の展望台にある乗り物。
“Tiger”の文字が決して自分は「しまじろう」なんてものではない事を主張している。ピ○チューについてはノータッチなんだけど・・・w

基山街から町の頂上にある九份国小を目指す階段。ここを上ると両脇に民宿が出てきます。

町を見下ろせる場所に、「聖明宮」があります。村のための神社でしょうか。こんな狭い場所にありながら外は立派、中は豪華。南国風の鮮やかな色遣いです。能舞台みたいな場所もあるので、村の催し物に人が集まるのかもしれません。

聖明宮からの夕日。ちょっと雲が多かったけど、空がひろいー。リアス式?の海岸線と町の明かりが綺麗ー。

聖明宮からさらに上ると、基山街だけではない、九份の姿が見えます。斜面にひしめくように家が建ち、その間を縫うように人だけが通れる通路が縦横無尽に貼り巡らされているんです。実際この場所から降りるときも迷宮のような小道を通りました。

そして夕暮れ

18:30頃、基山街のお店もちらほら店じまいを始めます。トレードマークとも言える赤提灯に灯がともりました。

映画「千と千尋の神隠し」もこの提灯が印象的だったなー

あれほど人でごった返していた基山街も、大分人通りが少なくなりました。ゆっくり写真が撮れます。

昼間も写真を撮った豎崎路。居なくなったと思った人はここに居たわけです。撮影の名所という事でみんなそこかしこで写真とりまくり。そして日本人多!!

パンフレットや絵はがきにもなる下からの一枚。
本当は中腹にある「阿妹茶棲(あめおちゃ)」をフルサイズで撮るのが良かったらしい。帰ってきて写真見てから写りにちょっとがっかりした・・・

行きはよいよい・・・

すばらしい景色の後の後日談的オハナシ。

低いところにある九份バス停についたのは日もすっかり落ちた19時過ぎ。

バス停にはすでに10人ほどの待ち人とTOYOTA WISHのタクシーが1台。タクシーの運ちゃん(台湾語でも運ちゃんで運転手を指すそうです)はカタコトながら日本語で「台北まで1000元!安いヨ~快適ダヨ~」みたいな事言ってる。バスなら90元なのに1000元は高いだろJK・・・とか思いながらバスを待った。

しかし上から降りてきたバスを見て結構大変な事に気づかされた。すでに満員状態で降りてくる為、九份バス停では一人くらいしか乗れないのだ。ネットでも「九份からの帰りのバスはかなり混む」と書いてあったけど、まさか乗れないとはね・・・。幾分すいてる瑞芳駅行きのバスに乗り、そこから鉄道で帰ってくるルートもあるけれど、瑞芳駅行きですら乗れるか怪しい。
旧道バス停までまた上って乗るか?そこでも行列はしているだろうし、乗れたとしても台北まで90分立ちっぱなしの確率も高い。同じく困っていた日本人の女の子二人組にタクシーの運ちゃんが営業トーク。結局その子達と4人で相談し、タクシーで帰る事になりました。

一人250元は高くも思えるけど、タクシーだと約50分ほどで台北に到着。広いし冷房はばっちりだし、それぞれのホテルを回ってくれた。忠孝復興駅に戻ってもMRTが必要だったと考えると、まあ悪くない選択かも。これから九份に行かれる方は、帰りバスは何時でも混むと覚えていてください。
ちなみにHISなどでもパックツアーがありましたが、昼便or夜便で夕日が見れないのと料金4000円(日本円)と割高なのが短所。ただ行き帰りの足の心配が無いのはメリットとも言えます。

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