旅行先でどうしても遊びたくて余り物でゲーミングPCを組む。

旅行先でどうしても遊びたくて余り物でゲーミングPCを組む。

相変わらず連日連夜プレイ中のブレイドアンドソウル

ところが一週間の出張で家を空けることに。開運板が!ログインボーナスが!!という訳で外出先でもブレソが出来るようモバイルPCを用意しました。といってもゲーミングノートじゃありません。我が家の余り物パーツでです。

Antec ISK 300-65で打線を組む

ケース

ベースになるケースはAntec – ISK 300-65。65WのACアダプタ電源を採用し、2.5インチ2個にslim工学ドライブしか入らない、今見てもなかなかコンパクトなMini-ITXケースです。

ついカッとなって買った(HDD&Case) | 徒労日記


そこに乗せるマザー&CPUはリビングサーバからドロップアウトしたIntel DQ67EPi5-2500T。SSDはCrucial C300 128GB。

グラボ

オンボじゃどうしようもないので、これだけは改めて買いました。

その条件にマッチして買ってきたのはMSIのN730K-1GD5LP/OCV1

なぜか真っ白。
ディスプレイではなく、ホテルのテレビにHDMIで表示させる目論見です。

電源

早速組み上げてWindows7 Professional 64bit をインストールし起動してみると・・・

おおお、うごいた!!!

しかし喜びも束の間。ブレソを起動すると数十秒おきに画面出力が途切れ「ディスプレイドライバーNVIDIA ~ が応答を停止しました」 のメッセージ。危惧していたというかやっぱり電力不足みたいです。そこで思い出したのが「とうとうACアダプタPC | 徒労日記」で買ったpicoPSU-150-XT picoPSU-150 150W PSUと120W Fanless ACアダプタ。

もともとの65WしかなかったDC-DC基盤を取り外し、

picoPSU-150 150W PSUをセット。ケーブルがなくなり純正よりコンパクトに。

100%改善とはいきませんがこれでかなり良くなりました。取りあえず様子見にしています。

完成したけど

最終的にはこんな感じに

CPUクーラーはCeleron用の薄型純正クーラー。銅のコアも入っていないので軽量。もう一個8cmファンを追加してケース全体の放熱を高めました。DC-DC基盤が無くなったスペースにSSDを立てて設置したけれど、この分を削れば正方形のコンパクトなケースでも行けそう。

「じゃあモバイルしてみるか!」という事でまず旅行カバンに詰めてみた。

うん。他のものが全然入らないぞコレ・・・。

しかもかなり重い。量ったら本体だけで3.4kg+ACアダプタが595g。あわせて約4kg(ウーロン茶2Lペットボトル2本分)。旅行カバンにウーロン茶2本入れて旅したことなんてありません。
何がこんなに重いん?と思ったら蓋が805g。とりあえず蓋は外し、ドライブを固定するフレームも外すことで本体は約2kgまで落ちました。

ベンチマークとプレイ

実際このPCでどこまでブレソが遊べるか。
ベンチマークモードがないのでDX9に対応したファイナルファンタジーXIV ベンチマークで測ってみました。

過去GTX1080でのテストと同様の最高画質・解像度FullHD・フルスクリーンで2414。これを高品質(ノートPC) 設定に下げた場合で4688。今店頭でデモをしてるエントリーゲーミングノート位の性能は出ているでしょうか。
念のためDX11モードでも実行しましたがアプリがフリーズして計測できず。

消費電力はベンチ中74W、待機中は1W。Celeron用のCPUクーラーはもちろん、ファンの小さな730GTも動作音はかなり静か。待機時とさほど変わらない騒音レベルでゲームできます。

ブレソをプレイ!

肝心のブレイドアンドソウルは「思ったより動くなー」と思いました。画質はGeForce Experienceで最適化。1360×768になるのと自他テクスチャがレベル1になるので本当最低限だけど。この設定でなら江龍都でも50fpsが出るのでもう少しフレームを我慢すれば、自分のテクスチャやエフェクトを上げるくらいの余裕はあります。
漆黒の楼閣をやるときは他キャラクター表示範囲と背景エフェクトを4まで上げました。30fps切っちゃうけどそこは我慢。瞬間的な回避が必要な近接職はつらいですが、固定砲台状態の遠距離職なら問題なし。むしろこんな環境で普段からゲームしてる人も一杯いるんじゃないでしょうか。

これで年末年始の実家でもブレソができる!

…出来るけど大晦日と元旦くらいは開運板を気にしない心のゆとりが欲しいです。

コメントを残す