Blade and Soulを遊んでいると、どうにもグラボ(これ)がうるさい。3FAN3Slotのグラボに買い換えられるわけもなく、昔の水冷パーツを引っ張りだして静かにさせようと思い立ちました。
グラボを水冷化
Palit GTX 670はリファレンスデザインのグラフィックカード。
ブロアファンは高負荷時になると結構な音を発します。
大きなボディは単なるフードで、コアと電源部のヒートシンクをブロアファンで冷やすだけの仕組み。巨大なヒートプレートでメモリチップなども丁寧に冷やしていたGeForce 8800 GTXからすると大分簡単な作りです。
これに物入れから引っ張りだしたKoolanceのGPU水枕を取り付け。
マウントキットは捨てしまっていたので、適当な部品で適当にタイラップ芸で固定。メモリには余っていたヒートシンクを貼りました。
ケースも改造
最初から20cmものフロントファンがついているThermaltake Core V1。
これも高負荷時に結構な音が出るので交換。
愛用の新旧Noiseblocker NBシリーズを2個取り付けます。このファンはnoctuaほど高価ではなく、軸音も静かなので昔から気に入ってます。
ケースは本来120mmファンを上下に取り付ける穴が開いてますが、どうしてもグラボに風を当てたいのでタイラップで無理やり横配置にしました。
このケース、水冷対応とかかいてますが外にホースを通す穴がありません。今じゃ水冷対応って言ってもラジエターが入るだけなのか。という訳でリアパネルの穴を広げてホースジョントを取り付け。
ラジエターとCPUは変わらずZALMAN
ラジエターは変わらずZALMANのResarator 1。
2005年の記事(Resarator 1ポンプ付け替え徒労日記 | 徒労日記)の時点でもう使っていた大層古いパーツです。中身は2個目のEHEIM compact 600に換装済み。冷却液はホルツの青いクーラントをコンタクト用精製水で薄めた液体が3Lほど入っています。
電源連動回路はPCから引っ張ってきた12Vでリレーを動かし、PCとAC100VのOFF/ONを連動させる作り。ついでにResarator 1を強制的に冷やすためのファン電源もとれる様にしてあります。
CPU水枕も変わらず付属品。固定はここでもタイラップです。
GPUクーラーが内径60mmホース、CPUクーラーが80mmホースのため不格好な配管。途中ジョイントで経変更をしているであまりよろしくない。それでも新しくGPUクーラーを買うほどでも無いのでまあよしとします。
作った当初はグラボの温度が高めだったため、余りプラシートでエアバッフルを作りました。これで左ファンの風を全てグラボ表面にまわしています。
最後に1時間ほどブレソを遊んだ時の温度をNVIDIA Inspectorでグラフ化。
室温25℃の状態でmax70℃。CPUは53℃前後。GTX670はググってみるとリファレンスクーラーで75℃前後というのが多い様なのでまあ妥当なところでしょう。これ以上はResarator自体をファンで冷やす必要があります。
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