GRでRICOHに帰ってきました。

GRでRICOHに帰ってきました。

ちょっと前にデジカメをRICOHのGRに買い替えました。Nikon 1 J1の前がGX200だったため、RICOHに戻ってきた事になります。

約2年間使ったNikon 1 J1は一長一短ありまして、中でも「PCで見るとぼやけて見える」事が段々気になって仕方がなくなりました。考えられる原因は自分のウデから製品の性能まで1万5000通り・・・。工夫と注意を重ねたものの、結局マイナスゲインとなって買い替えに至りました。

最初はSIGMA dp1 Quattroを狙っていましたが現物見てデカすぎ&熱暴走疑惑で却下。SONYのDSC-RX100M3は魅力的だったけど、センサーがNikon 1と同じ1.0型撮れる写真が派手目、どこでもかしこでも絶賛されいてなんだか素直に選べなくてやめました。

GRというカメラ

一般的なデジイチと同じ23.7mm×15.7mmのCMOSセンサーを詰め込んだコンデジです。

20141229-01センサーは巨大ながらまだポケットに入るサイズ。サイクリングに連れ出しても邪魔にならないない事も条件の一つでした。突起が無いので自転車に跨ったままショルダーバッグからの出し入れも楽。

本体サイズ、設定メニュー共にスナップ撮影に重点を置いた作りで、単焦点18.3mm F2.8のレンズは歴代GR DIGITALシリーズから継承される精細な写りが特徴。反面動画対応は若干弱く、FullHDで撮れるのは30fpsまでで、手ぶれ補正などはありません。

GRシリーズの特徴かもしれない操作部分。20141229-02最近主流のジョグダイアル(今なんて呼ぶんだろう?)ではなくオーソドックスな十字キー。それにくわえて物理キーが多いため、よく使う機能なら画面を見ずに選ぶ事が出来ます。またFn1/Fn2に好きな機能を割り当てられたり、好みの撮影モードを3つまでダイアルに保存しておけたり、設定をどんどんカスタマイズ可能。

発売は2013年5月だそうで、当初10万円だった価格も現在は6万円を切るくらいまで落ちてきました(Amazon価格)。

撮影サンプル

どれもJPEG撮影でRAW現像はしていません。

マクロ

残念ながら接写に関してはGR DIGITAL Ⅳより退化して最短撮影距離が1cm→10cmへ。

20141229-031/20s f/2.8 ISO:800

代わりとして35mm/47mmの画角でクロッピングする機能があります(その分画像サイズは落ちます)。しばらくは近づきすぎて首をひょこひょこさせる日が続きそう。

飯撮り

20141229-041/40s f/4.5 ISO:400

20141229-051/40s f/2.8 ISO:400

高感度撮影

ISOは100から25600まで。AUTOでは上限の違う2つを選べます(AUTO-HI)。

20141229-061/20s f/2.8 ISO:800

20141229-071/15s f/7.1 ISO:3200

ISO3200でのノイズがGX200より格段に減っています。が、相変わらずソニーには敵わない感じ。

内蔵エフェクト

撮影前からエフェクトをかける事が可能に。オートブラケットでは露出の他これらエフェクトを織り交ぜて撮ることも可能。

20141229-08「ノーマル」 1/45s f/2.8 ISO:100

20141229-09「ポジフィルム」 1/50s f/2.8 ISO:100

多重露光撮影

月が昇る過程を1枚に収めたりする機能ですね。地下通路で撮ってみましたが被写体として分かりづらい。

20141229-101/8s f/2.8 ISO:100

カメラが被せる枚数に合わせて自動的に露出を調整してくれます。スマホでシャッターを押せたりしたら便利でしょうが、高望みしすぎですかね。

慣れが必要

まだ性能を活かした写真は撮れてないものの、時々ニヤリとするような写りを見せてくれるGR。電子水準器もわかりやすく、グリッド表示と合わせると「あ、斜めってた」って事が減らせてストレスがありません。

あとはGX200の様に想像して撮れる様になるまで練習あるのみです。あの可動式EVFが懐かしいなー

コメントを残す