我が家の居間にはアンプとスピーカーがありますが、再生装置(ソース)はパソコンしかありません。DVDプレイヤーもラジオもついてません。なのでパソコン(LivingPC)をオーディオ装置の様に操作して音楽を鳴らす必要があります。
なのでTV(ディスプレイ)の前にかじりついて目を細めながらマウスとキーボードで選曲するのはナシ。オーディオとして聴く以上、ソファーで横になったまま好きな曲を選んだり、止めたりできる必要があるというのが自分のポリシー。それを実現する10フィートUIソフトを試してみる。
ちなみにハードインターフェイスとしてはSoundGraphのリモコンを使用。
■Microsoft Windows Media Center
Vistaのウリでよく引き合いに出される割にお荷物的扱いを受ける(使用率がかなり低いと言われる)10フィートUIソフト。しかし満足では無いけど唯一使えるレベルになっていると思う。EPGを内蔵してるのでリモコンのみで予約録画も実用レベル。ライブラリはテキストではなく、全てをサムネイル化して並べるのが特徴。一度に閲覧できる情報の量が多いので、直感的に選択/高速にページロールできます。
ライブラリはMediaPlayerと共通化している模様。
PC用リモコンで大手?のSoundGraph製品に付属する10フィートUI。ちなみに製品を持っていなくてもメーカーページからソフトのみDL&動作可能。
フォントや背景を変えたりカスタマイズが可能。表示は基本テキストベースで、一覧モードみたいなモノは無し。1画面にあまり表示出来ないのでライブラリ内のファイルが増えると選曲が非常に大変。ファイルが少ない人なら使えるかも。
上の二つ以外にもありますが、どれも片手間で作った感があり毎日の使用には耐えません。ソニーのXMB(クロスメディアバー)やMacのFrontRawがフリーで選べればもっと選択肢が広がるだろうけど、まぁこのメーカーは出してくれないでしょう。
番外的に「動けば」一番いいオーディオ操作ツールはこれ。
iPhone/iPod Touch用アプリ “Remote”
同じLAN内にあるPCのiTunesライブラリに接続して、手元のiPhoneで操作できるようになります。鳴るのはPCのiTunesだからアンプから音が出るしAppleロスレスも再生OK。
「うはwwwこれ超便利だし音も最高だしすげーよwww」とか草一杯はやしてたんですが、時折(というか高確率で)ライブラリが見つけられなくなる。iTunesを再起動すると見えるからきっとファイアウォールか何かではじかれてるっぽい。
これさえなければ最高のオーディオ機器ソフトなのに。液晶TVのファンの雑音も無いし。