安いネットワークカメラを一括管理できちゃうオープンソースの監視アプリ”iSpy”

安いネットワークカメラを一括管理できちゃうオープンソースの監視アプリ”iSpy”

我が家にあるWebカメラは現在3台。
購入時期もメーカーもバラバラ。

現在個別のアプリでチェックしているネットワークカメラをまとめて一括管理できるオープンソースの監視アプリ「iSpy」を使ってみました。

What’s  iSpy?

オープンソースなビデオ(カメラ)監視ソフト

iSpy: Open Source Camera Security Software

主な機能

  • ネットワーク&USBカメラの無制限登録
  • 録画とアクセス制限
  • 動体検知
  • メール、SMS、Twitterでの通知
  • FTPやYoutubeなどへのアップ
  • プラグインによる機能拡張(ナンバープレート読み取りとか!)
  • リモートアクセス

まだまだ書ききれないくらい機能豊富。

とりあえず自分としては

  • メーカーごとにインストールしてる監視アプリを一本化したい
  • 動体検知方法と通知ルートを統一したい

というのが目的。カメラの数だけアプリと通知が増えるというのは不便なものです。

インストール

アプリは特に登録せずにダウンロードできます。
管理アプリなし・エージェントのみで動作し、サポートがついてくるサブスクリプションサービスもあるようです。
名前からくる怪しさにいろいろ調べたりしましたが、概ねクリーンな様子。そこはオープンソースとも言えるけれど。

セットアップが完了するとビューワ本体となる”iSpy”とiSpy自体の状態を監視する”iSpy monitor”がインストールされます。Monitorの方はSettingから無効化可能。

あとは以下スクショの様にカメラを追加して使います。

設定を始めていく前に、データ保存場所の変更をおすすめします。
カメラを登録した瞬間、動画がバンバン溜まっていくので大きめのストレージを指定しておきましょう。

 

カメラの追加

まず、最近買った1,900円の無名Webカメラから登録してみます。

YCC 365

このカメラはスマホアプリと同じく、YCC 365という名前でリストにあります。
接続アドレスやパスワードは以下を参考にしました。

最初にメニューのAddから”IP Camera with Wizard”をクリック。

Makeに”YCC”と入れれば”Ycc: YCC365”が出てきます。

選んで次に進むとID/パスワードを聞いてきます。一応admin/12345と入れていますが実際は利用されていない模様。

ターゲットのIPアドレスを入力します。
不明な場合は[Scan Local Network]で探索も可能。

最初のMakeが正しく選ばれている場合、利用可能なアドレスのリストが表示されます。

ONVIFはネットワークカメラの標準ストリームフォーマットみたいなもの。
使えるけれど画質が悪いので、あるならばFFMPEGやh264(5)と書かれたURLが良いようです。

これでアプリの中にウィンドウが表示され、カメラ映像が表示されるようになりました。

Tenvis JPT3815W

5年前のこのカメラもちゃんと対応していてびっくり。
Makeのリストには膨大な量のカメラが書かれています。

”Tenvis: JPT”と入力すれば出てきました。
パスワードはWebインターフェースにログインする際に使うものと同一です。

軽そうなFFMPEGを選択。無事映ったほか、スマホアプリでは動作しなかったマイクも有効になっています。

どちらにしても画質は悪い。

DBpower C300E

3年前に買った屋外用のカメラもリストにありました。

屋外で使える本格的Wi-Fi監視カメラ DBPOWER C300E | 徒労日記

このモデルは多数のURLが表示されますが、実際動作したのはサイトにも書いてあった以下のパスのみ。

Connect to Db Power IP cameras

c300e
FFMPEG rtsp:// /live/ch0 Possible None
C300E
FFMPEG rtsp:// /11 Possible None
C300E
FFMPEG rtsp:// /ROH/channel/11 Possible None
C300E
FFMPEG rtsp:// /ucast/11 Possible None
C300E
FFMPEG rtsp:// /12 Possible None
C300E
FFMPEG rtsp:// /ucast/12 Possible None

出てくるリストが全て動くわけではない、ということで。

ONVIF

どのカメラもONVIFに対応。
ONVIF:のURLを選択した場合は解像度が聞かれます。

ということで未対応の機種であってもONVIFにさえ対応していれば問題なし。

動体検知

機能は有り余るほどですが、大事なのは動体検知でしょうか。
カメラを設定した時点で動体検知がONになるので、設定を変更しないとノイズなどを検出してどんどん動画が溜まっていきます。

設定ガイドを参考にしながら設定をテスト中。

Motion Detection

Trigger Range

一番調整するべきは2行目?のTrigger Range。
最小と最大を決め、想定外の誤差を無視するように設定できます。

最小は陽の当たり方やエンコード上のブロックノイズなど、環境上の変化を無視します。自分は50にしました。
最大は映像データの瞬間ドロップなど、全画面が一気に変わったとき無視します。こっちは90にしました。

Use Detector

検知方法です。
デフォルトのTwo Framesでも良いような気がしますが、

Background Modelling: iSpy takes a custom frame but adjusts it over time to morph it towards the current frame. This is good when you have something in your scene that is constantly moving – ispy will learn to ignore it.(Google翻訳)背景モデリング:iSpyはカスタムフレームを取りますが、現在のフレームに向かってモーフィングするために時間の経過とともに調整します。あなたのシーンに絶えず動いているものがあるとき、これは良いです – ispyはそれを無視することを学ぶでしょう。

とあるので、風景定点撮影になんとなく良さそうな”Background Modelling”をテスト中。

Display Style

これは好みかとは思いますが。
“Border Highlighting”にすると、iSpyがどこを差分としてして検出したか監視画像にオーバーレイされるようになります。

各映像のしたには検出レベルメーターと設定したTrigger Rangeが出るので、その様子を見ながら設定を調整していくといいでしょう。

これは使えるアプリ

なんだか色々調べながら書いてたら思いの外時間がかかりました。

いじりがいもあるし、これでオープンソースとはありがたいお話です。
そして、3つ並べた画面を見るとさらに監視カメラ付けまくりたくなります。病気。

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