以前書いていた「Windows10のスタートメニューのタイルが化ける」問題。
これの原因を掴んだ。掴んだというより自分のミスだったのだけど。
原因は作業領域のRAMDISK化
数年前から、メインメモリの一部をドライブとして使う=RAMDISK化するRAMDisk「RAMDA」を使っています。
最初に断っておくとこのRAMDAが悪いわけではありません。後述の機能は各自の注意で使うように書いてあるし、アップデータの入手が手間で古いセットアップファイルを使いまわしている自分のせいでもあります。他のソフトでも起きると思うのでそこは誤解のないように。
そのRAMDAの設定ツールである”RAMD-RAMDcntl”にて[特別設定]→[その他]にて「WindowsのキャッシュをRAMDISKのTEMPフォルダに関連付ける」を使うと問題が起きます。
もともとは以下の設定のディレクトリ。
C:\Users\username\AppData\Local\Microsoft\Windows\Caches
ここを元に戻した瞬間、スタートメニューが復元しました。設定をやめたつもりが残っていたというオチ。おそらくスタートメニューのデータベースがこの場所に保管されているor継続利用する設定を書き出しているのでしょう。
おまけスタートメニュー初期化コマンド2種
この問題に原因を見つけられない場合、対処療法としてスタートメニューを初期化する方法があります。
1つ目は前回も書いたスタートメニューデータベースの再構築コマンド
Windows10のスタートメニューが化けてしまう時の対処コマンド | 徒労日記
一番下に書いてあるリビジョン1511以降で実装されたDBの再構築コマンドで直りました。
tdlrecover.exe -reregister -resetlayout -resetcache
しかしこのコマンドはWindows10 Ver.1803では消されてしまいました。なんでやねん!Ver.1709からアップデートしたVer.1803では使えていたのであゝ青天の霹靂。
ver.1803でも使えるのはスタートメニュー自体を再インストールしてしまうというもう一つのPowerShellコマンド
Windows 10 のスタート メニューについて | Ask CORE
下記コマンドレットを実行しスタート メニュー アプリを現在のログオン ユーザー向けに再インストールします。
Get-AppXPackage |Where-Object {$_.InstallLocation -like “*shellexperience*”} | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}
確かに治りました。ただ.ps1ファイルにしてもポリシーの変更が必要だったり、何かと面倒臭いですね。
とりあえず直ってよかった。