いつも通勤にはゼンハイザーのCX500(またヘッドフォン買いました – 徒労日記)を使っていますが、この前それがしばらく行方不明になりました。
その時、昔から使っていたSHE9700(低価格vsオマケヘッドフォン – 徒労日記)のタッチノイズやズレが気になって衝動買いしたのがCreativeのEP-630。SHE9700と同じく「価格以上の音質」と評判な低価格なヘッドフォンです。
札幌のヨドバシカメラで2,500円。
Amazonでは2,200で売ってますが、ポイントを考えると大差無いので買ってしまいました。
Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK | |
クリエイティブ・メディア 2007-11-03 売り上げランキング : 429 おすすめ平均 |
その後CX500は無事見つかったので我が家にカナル型ヘッドフォンは3つになってしまいましたw
奥から
- Sennheiser CX500 ¥12,800(ヨドバ)
- PHLIPS SHE9700 ¥2,880(Amazon)
- Creative EP-630 ¥2,500(ヨドバ)
音質を結論から言ってしまえば「CX500とEP-630は非常に似ている。SHE9700とどちらが好きかは好み」
CX500
今メインに使っているヘッドフォン。
当時は一番ナチュラルと思って買ったけど、今聴くとかなり低音寄りみたい。チェロやコントラバスなど中低音楽器の響きが豊で、アタックも強い。高域は弱いけどディティールは潰れずに鳴っている。最近プログレなど聴き出しましたが、この低音の強さと中音の響きがくせになりますw クラシックとか高音寄りの曲にはちょっと寂しいかなと。
ケーブルは非常にソフトでタッチノイズが無いけどすごく汚れやすい。コネクタも脆い。
SHE9700
低音は薄く、非常に高音寄りな鳴り方をする。ちょっとシャリってるかなー。そのおかげでクラシックとかの弦楽器はよく鳴っている様に聞こえる。「下が軽い」という人はいるだろうけど、ずっと聴いてると、「これでもいい」って気ってがしてくる。高音の音質は悪くないからだろうか。メタルとかベースの太いジャズには向きません。
ケーブルは非常に堅く、服に当たったときなどのタッチノイズがかなり気になる。イヤーピースは交換を強烈にオススメ。歩きながら使うとずれやすい。
EP-630
今回の主役。エージングの1発目から「え、CX500と大差無い!?」と思って焦った。それくらい優秀。これが2,500円か。
ただし聞き比べてみるとやはり値段の差はあるもので、かなり低音寄りなんだけど低音が「ドン、ドン」ではなく、「ボン、ボン」と聞こえる。高音もCX500と同じく弱いのだけど、こちらはあまり繊細さが無いので何か鳴ってる、という印象。全体的に音の鳴りが荒い(ディテールが甘い)。
でもそれもCX500と比べながら聴いたら分かる程度。最初にこれを買ってたらしばらくこれで満足していたかもしれない。ケーブルは細くてヨレヨレwですが、そのおかげでタッチノイズは無い。本体が小さいので自分の耳にフィットしてずれません。
音質を書くのは難しい。
「これは個人の感想です」なんて思いながらも、「○○だ。」なんて言い切るのは気恥ずかしい。合っているかも分からない。
とりあえず自分の中では
CX500>>EP-630>>>>>>>>SHE9700
となりました。値段5倍差をはねのけて肉薄するEP-630は確かに高コストパフォーマンスと言えるでしょう。