最近安価なL2/L3スイッチが増えてきた事で、余計なトラブルに見舞われる事が多い(昔からもあったけど)
それは各ポートの速度指定が自動判別(Auto-NegotiationがON)になって居る場合に、リンクはするけどパケットが通らないor遅いなどの障害が発生するというもの。たいていの場合、対向するお互いの機器がAutoなら問題は無い。でも片方が100M/Full固定だったのを知らず、新しい機器をAutoで繋ぐと通信ができず経路や機器の障害っぽくなる事がある。
ましてや相手側の機器がユーザー準備だったりすると中を見るわけにもいかないし・・・なので「リンクはするけどPingが通らない」って時は一度100Mbps/Fullにしてみるのもアリかな。
これはSW<>SWだけではなく、パソコンにも言える事。そのパソコンの場合の判別方法をかかれているBlogがありました。
WindowsでAutoNegoが誤認識しているかの判別方法 from sanonosa システム管理コラム集
【netstat -eでエラーパケットの数を見る】
私がよくやるのは下の例のようにnetstat -eでエラーの数を見るという方法です。Errorsの行のところで、Receivedが0なのに対してSentが非常にたくさんのエラーが出ています。これは明らかにFull DuplexがHalf Duplexと誤認識されてしまっています。これ、簡単な割には結構強力な検査方法ですので是非一度お試しあれ。———————————————————————
> netstat -e Interface Statistics
Received Sent
Bytes 559647473 456744708
Unicast packets 1091511 1055264
Non-unicast packets 1090885 4599
Discards 0 0
Errors 0 132998811
Unknown protocols 249339
なるほどねぇ。NICの設定を変えるより早いですな。
この後は自分メモ。
ハードディスク内のファイルがどのように領域を使ってるかを視覚化できるツールWinDirStat。日本語化もできるようだけど簡単なので英語でも困りません。
起動して対象のドライブを走査させると、各フォルダごとの使用容量をグラフと数値表示してくれる。下の色遣いの気持ち悪い(失礼)な部分は、HDDの使用割合が視覚的に表示された部分。
面積の大きい四角が領域を使っているファイルなので、目についた順からクリックしてそのファイルが必要か判断してあげればいいわけです。この場合はc:\pagefile.sysが2.3GBを使用していたのがわかる。
こんな感じで整理していくと、tempフォルダなどの奥地にたまっていたISOイメージとか不要な巨大ファイルを見つけられるので簡単便利。