突如、というより唯一のニュースソースであるIKEAのメルマガから、新しいスピーカーのお知らせが届きました。
SYMFONISK/シンフォニスク
まだ発売してないので情報のみですが、発売すれば前回の正方形Bluetoothスピーカーに続いて2作目の本格的スピーカーとなります。
IKEAから初のBluetoothスピーカー”ENEBY”が2サイズ展開で発売 | 徒労日記
ちょっとシュールなPVはこちら。
過去、ENEBYは特にオーディオ的な機能や音質を明記せず、デザインだけを推して販売されました。
今回SYMFONISKは明確に”Sonos”とのコラボにより、可能となる使い方について紹介をしています。
名前は一つながら、スタンドライトのような花瓶型の「SYMFONISK/シンフォニスク WiFiスピーカー付きテーブルランプ」と、ウォールマウントやバーフックにかけて設置できる「SYMFONISK/シンフォニスク ブックシェルフ型WiFiスピーカー」の2種類展開となる模様。
シリーズで名前が共通なのちょっとややこしい。
もうすぐ始まるイケアとSonosのデュエット、SYMFONISK/シンフォニスク – IKEA
「従来のハイテク製品の美意識に挑みたい、という意識は最初からありました。このランプスピーカーは、暖炉が参考になっている部分もあります。1つのものから温かな光と音が一緒に出てくる、という意味で」
「これは普通のスピーカーではありません。本棚に入れてもいいですし、そのまま置いてもいい。壁に取り付けることもできますし、スピーカー用フックでレールに掛けてキッチンの一部にするのもありですね」
SONOSというブランド
自分はそれほど認識がなく「?」と思いました。
日本市場への登場は最近ですが、世界的には単体のワイヤレススピーカー分野でトップのメーカーとのこと。
【本田雅一のAVTrends】ネットワークスピーカー最強!? 世界で売れてる「SONOS」の凄さ – AV Watch
多様なサービスに対応するSONOSのシステムは、海外では着実に存在感を増していって、いまやスピーカーを出荷するメーカーとしてはグローバルのトップメーカーだ。SONOSのシステムを保有する世帯は700万、1,900万台(2018年8月時点)が使われている。
そのSONOSとのコラボにより、機能的にはSONOS純正を踏襲したものになりそうです。
もうすぐ始まるイケアとSonosのデュエット、SYMFONISK/シンフォニスク – IKEA
そして、同型のスピーカーを2台そろえればステレオサウンドを実現できることと、スピーカーをいくつでも接続してマルチルームシステムを構築できること(SYMFONISK/シンフォニスクのほか既存のSonos製スピーカーとも組み合わせられます)。スピーカーは個別に操作可能なので、部屋ごとに別の音源を流すことも、家じゅうで同じ音源を流すこともできます。
このマルチルームシステムもSONOS製品の機能。
おそらく既存のSONOS製品とも連携できるという事は、SYMFONISKもスピーカーとして同等の機能を搭載するのではないでしょうか。
SONOS自体はスマスピではありませんが、Amazon Alexa、Google Assistantと連携する機能をもっており、各種AIサービスを提供可能。
ネットワーク内への各種リソースに対しては単体でアクセスし、ストリーミング再生を行えます。
あと気になるのはアプリ。
アプリがSONOSアプリそのままなら、かなり使い勝手の良い製品になるでしょう。
でもIKEAも最近はIoTゲートウェイ(TRÅDFRI トロードフリ ゲートウェイ – IKEA)まで自前で出して、専用アプリを公開してます。ブランドのためにもモジュールだけ提供を受けて、「機能制限版SONOS」になるかもしれません。
という訳で価格含め謎多きスピーカーSYMFONISKですが、IKEA製オーディオのラインナップ拡充第二弾として注目したいと思います。
発売は2020年2月を予定。