CES 2009: ソニー VAIO type P ファーストインプレッション、ギャラリー+ビデオ – Engadget Japaneseにもあるとおり、SONYの(自称)革新的ポケットスタイルPC「VAIO type P」が発表されました。
発表当初は「あと数日で、あなたがノートPCを見る目は永遠に変わる」なんて書いてましたが、シルエットやスペックがリークされるに従って特段の目新しさは無いことがわかり、「これで革新的というなら価格くらいだろう」とコメントされるまでテンションが落ちてました^^;
実際発表されたType Pは確かに従来無いタイプのノートPCではありますが、印象を永遠に変えるほどの革新的技術もなく、お値段も79.800円~で「あっと驚く」ほどではありません。SONYお得意の小型・軽量化技術により最軽量仕様で588gとなっているのはさすが。その縦長(横長?)な形状により、ムリをすればコートのポケットにも収まるサイズです。
革新的、というよりも従来の技術の延長線上といった感想が漏れそうな製品ですが、ハイグレードなUMPCとして魅力的な製品といえるかもしれません。個人的にはDELLが準備しているというApple MacBook Air対抗PCが気になってきましたよっと。
※追記 2009/01/09
ヨドバシカメラにふらっと行ったら、すでにType Pが4色4台さわれる状態になってました。横長スタイルのおかげでキーボードは打ちやすく、マウスポインタは他社のUMPCより操作しやすかったです。ただ8インチウルトラワイド液晶(1600×768)は高解像度なものの、コントラストが低くく(暗い訳ではなく、薄い)、スタートメニューなどどこにフォーカスが合ってるかちょっと分かりづらかった。
この価格帯で考えると、真面目に使うならDellのMini12、モバイル優先ならType Pという所でしょうか。スッと取り出せるので、飛行機やカフェなど公共の場での「ガサゴソ感」が無いのは強みといえるかもしれません。