Windows8を使っていると、スタート画面(Modern UI)のタイルに情報が更新されるタイプがある事に気づきます。自分のサイトRSSをそこに埋め込めるというのでやってみました。
マイクロソフトのエバンジェリストの方のTweetで発見。
Win8デバイスもぼちぼちメジャーになってきたので、RSSを配信しているWebサイトを持っている皆さんは、Windows8向けのライブタイルの設定を仕込んでプッシュ通知させるといいかもしれませんよ。http://t.co/LEP9tFBSkm
— ものえおさむ (@osamum_MS) 2014, 3月 6
ただ、最初に認識する必要があるのは「動くタイルが有効なのはIEを既定のブラウザにし、Win8モード(フル画面)で使ってる人のみ」という事。タイルを留めるのも更新するのもWin8モードである必要があります。デスクトップモードで使っている人(含む自分)でもタイル留めをする方法を探したけれど見つかりませんでした。
作り方
サイト(Web サイトを Windows 8.1 のタイルにしよう – Web サイトをピン留めする – Microsoft Internet Explorer)を開くと3つのステップがあるので順に実行するのみ。
やっつけ感あふるゝロゴをこの場でも使用。画像ファイルはひとつですが、4つのタイルサイズに合わせてトリミングを行います。タイル留めするときは270x568pxが使われました。
RSSの指定を行います。Wordpressを使っている場合、デフォルトでは
http://サイトURL/?feed=rss2
となります。カテゴリ別RSSなんてのもあるのでお好みで。
3つ設定が終わるとサイトのヘッダーに貼り付けるソースコードと、画像をまとめたzipファイルがダウンロードできます。このzipファイルを解凍し、中身(画像ファイル+.xmlの5つ)をサイトのルートディレクトリにアップロード。
ルートに画像を置きたくない場合はサブフォルダを作ってソースコードとxmlファイルの画像パスを書き換えます。
元ファイル
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><browserconfig><msapplication><tile><square70x70logo src="tiny.png"/><square150x150logo src="square.png"/><wide310x150logo src="wide.png"/><square310x310logo src="large.png"/>
変更後
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><browserconfig><msapplication><tile><square70x70logo src="win8pin/tiny.png"/><square150x150logo src="win8pin/square.png"/><wide310x150logo src="win8pin/wide.png"/><square310x310logo src="win8pin/large.png"/>
ソースコードも同様に
<meta name="msapplication-square70x70logo" content="win8pin/tiny.png"/> <meta name="msapplication-square150x150logo" content="win8pin/square.png"/> <meta name="msapplication-wide310x150logo" content="win8pin/wide.png"/> <meta name="msapplication-square310x310logo" content="win8pin/large.png"/>
準備完了。
留め方
冒頭の通り、IE10を既定のブラウザへ。そのまま起動するとデフォルトではフルスクリーンモードになります。
あとは自分のサイトを開いたのち、ブックマークボタン→ピンボタンで「スタート画面にピン留めする」を選べばOK。
この情報はデフォルトでは24時間ごとに取りに行く様です。
以上、しつこい様ですが「IE10のWin8モード必須」という事で、これが使われるかどうかはModern UIの普及に全てかかってると言えます。未だ実用には使えないと思ってるんですが、みなさんWindows8はどちらがメインなんでしょうか。あとは設置した側としても、「タイルで情報更新知らせるよ!留めてね!」ってアピールが必要。ブクマはあるかもしれないけれど、タイル留めしてもらえる個人サイトにはなれそうにないなぁ。