浮かぶiPad Air。沈むiPad mini。

浮かぶiPad Air。沈むiPad mini。

初代iPad miniを使う自分は今日の発表を心待ちにしていました。何故なら初代を買った時から「このiPad miniはRetinaが出るまでの命」と言い続けていたからです。

新iPad minを初代ユーザは買いか

そして発表されたRetina搭載の新iPad mini。その仕様は私個人としてとても残念というか恋も覚める内容です。

20131023-01 その1番の理由は価格。
同じ320ppiクラスディスプレイのNexus7Kindle fire HDが2万円中盤で鎬を削る中、16GBで41,900円と2段くらい飛びぬけた価格設定。価格競争に飛び込まないのはAppleの選択ではありますが、あまりに高すぎる。

自分は7~8インチタブに文庫本やメモ帳の様な気軽さを求めています。四万円のデバイスをお重の様に厳重なケースから取り出して使いたくはありません。今のiPad miniもその考えで使っており、ノーカバーのまま帆布の鞄ポケットに放り込んで毎日使っています。
実際は1万円を出すのが辛いというより、「この内容だったらこのくらい」という意識とのズレが辛い。

そしてちょっと重くなったボディ。Touch IDは非搭載。そんな訳で、初代16GBの28,800円(当時)でも「うーん、ちょっと高いなぁ」と思いながら買った自分には画面だけアップした新製品を買うのは大きく気が引ける状況です。これならもう一世代待ってみようかな?という気も起きてこようというもの。

なので旧iPad miniからRetina iPad miniに乗り換えるのは

  • 1万くらい値上がりしても上質なら満足
  • iOSゲームをよく遊んでいて、A5の遅さにはウンザリ

なんて方ではないでしょうか。もちろん今miniを持っていないなら、検討するに十分ないい製品だとは思いますよ。あと自分が盛り上がらないのは初代に「精細ではないけど発色いいし問題ない」という半端な満足感があるからかもしれません。

iPad miniは通勤中にiPhone5でテザリングしてPulseでのフィード消化とLogMeInでのリモート操作が主な使い方。au iPhone5の回線はストレスフルだし、2013 Nexus7とMVNO SIM買った方が理想に近づけるような気がしてきました。

魅力一杯のiPad Air

対して発表の一番の目玉となったiPad Air。厚くて重かったiPadが miniのボディシェルを纏って薄く軽くなりました。

20131023-02スペックシート比較はすでにギズモードがやってるのでそちらを参照
iPad Air、競合タブレットとスペック徹底比較 : ギズモード・ジャパン

10インチタブレットは毎日の通勤カバンに入れるには大きいサイズ。
でもそんな事より
「1万円と130gをがんばればいいなら、
iPad Air買った方が(投資の)満足度高そうじゃね?」

というのが一番の誘因。

miniと同じくTouch IDはつきませんでしたが、主に家置きならロックなしでも問題ありません。¥51,800という価格も同じく安くはありませんが、「この内容なら素直に許せる」というくらい軽量化、コンパクト化に魅力を強く感じます。もしかしたら毎日持ち歩けるかも??

そんな訳で発表から一日経って、自分の頭にはiPad Airがチラついて離れません。AppleはこれからいろんなものにAirとかつけていくのかな。ファミマのプレミアム商法みたいに。

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