Windows8の次のOS,Windows8.1がひっそりとしめやかに発売されました。すでに8を利用している人はStoreアプリから無料でバージョンアップ可能。というわけで自分も重い腰をあげてアップグレードを実施しました。
設定はすべて移行される
当初ストアアプリを探してもアップデータが見つからず右往左往。新着や無料ベストのページを開いたり閉じたりしているうちに一番左(スクロールしないと出てこない!)に増えてました。それでも出ない方は修正プログラムが必要な場合もあります(参照:Windows 8.1への更新プログラムがストアに出ない場合の対処 | TeraDas-テラダス)
選択して3GBのバックグラウンドダウンロードが終わると、再起動の有無を聞かれてインストール開始。あとは勝手に再起動を繰り返し、いつもの初期セットアップに戻ってきました。インストール済みエディションをそのまま引き継ぐので、このタイミングでの通常版→Pro版へのアップグレードなどは出来ない模様。
セットアップ中マイクロソフトアカウントの入力を求められますが、
回避方法が「新しいアカウントを作成する」→「既に持っているアカウントを使用する」って、どうやったらわかるんだよ
— magesams (@magesams) October 18, 2013
の情報通りにやってパスできました。確かに不親切。
自分は以前マイクロソフトアカウントにした際、他PCへの共有アクセスに不自由が出たのでそれ以来避けています。しかしWindows8.1はSkydriveだけはMSアカウント連携必須になってしまいました。Skydriveを使っていてMSアカウントを連携したくない人は8.1アップグレードは止めるべき。
インストールが終わってみると、ほとんどアップグレード前と変わりなくデスクトップに戻ってきます。モダンUIのタイルもそのまま。多くのアプリもそのまま動きました。OSのバージョンアップというよりもSP適用といった印象です。自分の試した範囲なので断言は出来ませんけど。
気がついたのはデスクトップのフォントとUIの各パーツが小さくなった様な??
なんだこれは。英語版OSに日本語パックを入れて使っているので、そこのバグみたいなものかとは思いますが。
WHS2011との組み合わせも健在
一番気になるWHS2011(のコネクタアプリ)との相性ですが問題なく、引き続き使用する事ができるようです(背景は無視して下さい)。
ダッシュボードの接続、コネクタのインストール、Startpadによるバックアップも無事に行えました(リストアテストはしていません)。一安心ですが何時まで続いてくれるのやら。
入れるべきか避けるべきか
Windows8を既に使っているなら「入れても問題のないServicePack」だと思います。ただ、Windows7の人がそのまま使えるほど使い勝手が改善する訳でも無いので、慌てて8.1に乗り換える必要は無いでしょう。
アップデートのトピックはモダンUIの改造とSkydriveのOSへの強制組み込みとにあると言えます。スタート画面のカスタマイズ可能部分が増えましたし、アプリも複数並べて表示する事が可能になっています。
これにより、タッチ液晶を搭載したホームPCやノートPCではマウスに頼らないメトロUI中心の使い方がよりし易くなりました。SkydriveもOS上の色々なデータを格納するパブリックなストレージとして変化していってます。
それでもお仕着せのモダンUIに反発し、MSへの情報提供を拒む我々レガシーな人間の抵抗は続くのだなーと思うのでした。MSが理想から折れてスタートボタンを復活させたあたりに。
2013/10/22 追記
なんだかおかしいな~と思った事があります。SABERTOOTH 990FXのUSB3.0コネクタにつないだiPhoneが認識しない。
デバイスマネージャでみると、USB Root Hubだけ「!」がついてました。ドライバ本体は配布されていませんが、Asusのサイトより「AI_SuiteII_USB3_Boost_Win8-1_VER10515」をインストールし復活。
という訳で、USB3.0だけは手動で再設定が必要でした。