嫁からScanSnap iX500をお借りしまして使ってみたら快適すぎてワラタ。という事を書きたいんですが、標準の機能を普通に使っただけなのでただの日記です。本当にサクッといくには断裁機が必要なんですけどね。
S300ユーザーから見たiX500のイイところ
とうとうパソコンが不要に
スキャナといえばフラッドベッドスキャナがD-Sub25pinでつながっていた頃からパソコンとは切っても切れない縁がありました。ScanSnap S300も例外ではなくUSBが届く範囲という制限付き。
ところがScanSnap iX500は違うらしい。
初期セットアップのみPC必須なものの、終わってしまえばWi-Fi子機になるため電源のあるところどこにでも置けます。PCと遠く離れた電話台シェルフに設置してみた図。たたむと結構コンパクトになります。
ブレーキローラで消耗品交換減りそう(たぶん)
小さな変更かもしれませんが個人的にはトピックだと思います。
紙を1枚づつ送り込むのに必要なリータドパッドがブレーキローラ(リタードローラ)になりました(写真左側のローラ)。以前は上位機種でもここは単なるゴムパッド。ここが減るとどんどんダブルフィード(重送)する確率が高まる為、イライラの原因になっていたと思います。これが回転するローラとなった事で耐久性が大幅アップしました。
清掃は湿らせたウェスでゴムローラを拭いて、ガラス窓は余ったメガネ拭きなどで乾拭き。糊などが付着すると縦線のスキャン抜けになるので優しくこそげ落とす(?)と良いかと。
雑誌を取り込む下準備は投資次第
今回スキャンしたのはお世話になった札幌Cafe本。本当、こういう本こそ電子化して常に持ち歩いていたかったのよねと。サイズはA4変形(A4より2,3cmほど幅広)で、全編カラーでツルツルとしています。
今回使った道具も嫁からお借りしました。まずはカッターマットとOLFAの大型カッターで本を40ページ単位でバラします。その後、ディスクカッターでA4サイズまで幅詰めしました。
このディスクカッターが強烈便利。なかなかお値段がするものの、断裁機よりはかなり安く収納も邪魔になり辛い薄さです。押し付ける力を使わずに揃えてカットできるのも本当ありがたい。一度ロータリーカッターでのバラしも試しましたが、力を入れすぎて1冊で疲れてしまいました。
自炊裁断機200DXが欲しいなとも思うけどそこまで自炊しない、という人も多いんじゃないでしょうか。
という訳で30分でなんとか3冊分解しました。ディスクカッターは同じ場所を正確に切れるので紙粉(紙の細かな粉)が出ないのもスキャナに優しくていいですね。
iPad開く。ScanSnap開く。即スキャン。
iPad miniにこのアプリをインストール。
立ち上げたら左下の設定でScanSnapと接続。最初だけ画質を設定(自分は圧縮率だけ4に変更)したら「Scan」を押すだけでどんどん読み込まれます。
アプリはシンプルでScaSnapのコントロールと完成したPDFのファイル管理が主な機能。
ビューアにもなりますし、他のアプリへ渡す事も可能。自分はDropboxに放り込み、iPhoneやデスクトップPCでも読める様にしています。
思い立ったらすぐスキャン
今まで「雑誌をスキャンしなきゃ」と思うとPCの電源を入れ、Windowsの起動を待ち、数分かけてやっと取り込み始める感じでした。そうなると段々面倒臭くなって「あとでまとめてやろう」みたいな詰みスキャン(?)が増える訳です。
iX500+モバイル(スマフォ)の組み合わせはそれらをすっ飛ばして「思い立ったらすぐスキャン」をできるようにしてしまいました。「スマホ対応」なんてベタな進化だと正直思っていましたが、使ってみるとPCレスも便利でいいなーなんて素直に思えたり。
まあ欲を言えばやっぱりPCともWi-Fiで繋がってほしいですけどね。我が家は常時起動しているリビングサーバがあるので、そこと繋がってくれればDropboxに入れる処理も省けてまさに「捨てる紙はすべてスキャン」みたいな使い方ができるのだけれど。
あとは以前使っていたScanSnap S300より圧倒的に速いのも気に入りました。dpi間違えてドラフトで読み込んだかと思ったくらいです。
FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500 富士通 2012-11-30 |
カール事務器 ディスクカッターA4サイズ対応 丸刃40枚裁断(2往復) ブラック DC-210N |
オルファ ロータリーカッター L型45 オルファ |
オルファ特製カッターマットA3 OLFA |