Windows8にしたところ、いろいろ動かない物が出てきます。これって新しいOSである以前に、基本的に管理者権限で起動してくれない事に端を発してるんじゃないかな。
大手アプリは大体Win8対応を終わらせている(orする必要なし)ものの、フリーソフトやハードが相手のソフトは結構厳しい。自分の中では必須な「RAMDISK」「VPN」「日本語入力」についてWindows8対応のものに乗り換えました。
新しいRAMDISKツール「RAMDA」
長らくGavotte Ramdiskを愛用していましたが、今回もtestsigning off & 無署名driverの有効モードで起動が必要。Windows8のUEFI高速ブートを殺したくない為乗り換える事に。
【フリーウェア】最大64GB対応・RAMDisk「RAMDA」
スタンダード版最大32GB, プロ版最大64GB対応のRAMDiskシステムです。本ソフトは32/64bit両用ですが主に64bitOSを想定して作っています。メインメモリの 値段が下 がり8GB, 16GB, 32GBの大メモリ時代が到来しています。本ソフトは64bitOS上で最大64GBのRAMDiskをマウントできるよう設計しています。 64bitOSの搭載メモリを使い尽くす。それがRAMDAです。
新しいツールみたいですね。信頼性など未知数ですが、試してみます。今回は32GBまでOKのスタンダード版を選択。今のところテスト段階という事で、アンケートに答えるとダウンロード可能になります。
セットアップ画面。Windows95時代のアプリを彷彿とさせるインストーラ。謎の名画と謎のインターフェイスにちょっと躊躇しましたが勇気を出してインストール。
こちらがインストール後のコントロールツール。また謎の写真があるのの、動作はしっかりとしており裏技も工夫も要らずに5GBのRAMDISKが出来ました。見かけに反してこれはいいツールかもしれない。
CrystalDiskMarkにてベンチマーク。間違いなくRAMDISKの速度が出てます。
ついでにシステムドライブも。エンコードや録画を観ながらの普段使い中の値です。ディスクはADATA S511 120GBx2のオンボードRAID0、ブロックサイズは16KB。
2013/04/12 追記
この記事から3ヶ月ほどRAMDAを使いましたが、全く動作に問題もなく快調です。ドライバテストモードも要らないためスッキリしました。これは助かる。WHS2011でも正常に動作する事を確認しました。
ATOK2013プレリリース版
同じく長らく使っていたATOK2008は使えなくなりました。
厳密には動きますが、デスクトップ上のアプリにしか入力できない様子。そして見てもJUSTSYSTEMもサポート外の表示。特に困ってはいないけれど、いよいよ買い換えないとダメですかね。
今度発売される日本語入力システム ATOK 2013 for Windowsにて正式にWindows8をサポート。そして発売の2月7日まで使える先行版が無料ダウンロードできました。
しばらく使ってみて、利便性を感じたら買い換えようかなと思います。今度のバージョンは新しいキーワードを自動反映する「ATOKキーワードExpress」もアリ。これでGoogle 日本語入力に対抗する訳ですね。ちなみにそのGoogleIMEはWindows8でも普通に使えます。
TinyVPN
北海道との接続に使っているUT-VPN(UT-VPNで東京〜札幌を結ぶ | 徒労日記)も仮想NICのインストールで失敗。管理者で実行してもダメ。仕方ないので過去にも使ったTinyVPN(仙台と札幌をつなぐ | 徒労日記)を覗いたら既にWindows8へ正式対応していました
Windows8に対応
TinyVPN 2.11.1(2012年11月10日リリース)にて、Windows8に対応しました。
ポート443を使って無事リンク成功。ホスト側はWHS2011で、ファイアウォールにも自動登録されました。
LUAがウザイです
Windows8を一日使ってみての感想。
「管理者じゃありません」って何度言われたことか。LUA(Least-privileged User Account)って機能だそうですが、一般家庭で使う分には本当に邪魔。Windows8をダメにしている要素の一つとしか言いようがありません。
これを無効にするにはレジストリをいじるしかないそうです。
しかしこれをやるとMetroUI(TWINUI)のアプリがすべてエラーで動かなくなりました。しかもなんだかネットワーク系の動きが緩慢になるし。ぐぬぬ。結局戻しましたが、ビジネス用と個人用でこれを切り替える手順は無いんでしょうか・・・マルウェア対策も自分でやらせて下さいよMSさん。