帰ってきたiOS用Google Mapの変わったところ・使い勝手

帰ってきたiOS用Google Mapの変わったところ・使い勝手

先週半ば、iPhoneに”Google Map”が帰ってきたニュースがWebを賑わせました。自分は1週間ほど東京の街で使ってみた感想を書いておきます。

20121219-01iTunes App Storeで見つかる : Google Maps

地図がベクターベースに

旧(iOS5.x)マップアプリやWeb版がビットマップなのに対し、純正マップ(iOS6のマップアプリ)と同じ様にベクターベースになりました。砕いていうと、今までイラストで書かれていたのを、CAD(電子製図)で書き直してあります。
そのため純正マップ同様、東西南北の向きを自由変えられ、二本指で下にドラッグすると斜めから見た俯瞰表示(3D)も可能。20121219-02
まだ少ない物の、建物が3Dで表示されるようになりました。東京タワーは3本の柱ではなくただの立方体に。20121219-03
こちらは純正マップ。オブジェクトの書き込み量はコチラの方に一日の長有り。

ルート検索が進化

旧マップアプリは真上から見たルートだけを示すぶっきらぼうなナビでした。今回は「車・電車・徒歩」の3つに合わせて、ルート案内が変わります。

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簡易カーナビの様な俯瞰表示に。音声ガイダンスも有ります。昔みたいに交差点のたびに「次へ」を押さなくていいんですね?やったー!
表示内容に関してはまだまだでAndroid版どころか純正マップにも満たない感じ。ただし純正アプリでなぜか出来ない高速使用の有無が選べます。ルート候補の渋滞情報もコメントされるのはGood.
早く自分のRX-8で試してみたい。

電車

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画面デザインが変更になりました。乗り越す駅の数をタップすると、途中の駅が表示できるのは結構助かりそう。うたた寝して(*゚ロ゚)ハッ!?となったとき、乗り過ごしたのか、まだ手前なのかで焦って車内の路線図を探したりしませんか?これなら今の駅がどのあたりなのか手元で知ることができるでしょう。

徒歩

残念ながらこれはあまり代わり映えなし。ヘッドアップ(進行方向と画面の上を合わせる)ができないので、中華街でどっちに進んだらいいのか分かりませんでした。ジェットスキーやカヤックの登場に期待しましょう。

プレイスのインターフェイスが一新

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希望の場所を検索すると下にメニューバーが出ます。右下の乗り物のマークを押すとすぐにルート検索(乗り換え案内)へ。

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そのバーを上へスワイプするとプレイスの詳細や連絡先、写真やクチコミなどを人目で見る事ができます。イメージ中心の表示でグッと分かりやすくなりました。

他にもいろいろ

右下の「つまみ」をスワイプすると、4つのメニューが出てきます。20121219-08
この中で新しいのは「路線図」と「Google Earth」

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路線図はまだ対応地域が狭い様で、東京でも地下鉄(とその延長路線)しか表示されません。今後JRや地方も網羅されると思うので、期待したい所です。
Google Earthはアプリがインストールされている場合に呼び出すランチャー的ボタン。今見ている場所をEarthで表示しなおしてくれたりするわけではないので、こちらも連携の向上に期待。

毎日のように使っていると、単なる復活以上の機能アップとUIの洗練を感じました。目的のお店もサジェストから効率良く探せるし、いつも「見つかりませんでした」を繰り返す純正マップとの力の差を見せつけてくれます。
あとはやっぱりiPadにも対応して欲しい。GPSは無いけれど、部屋の中で地図を調べるときはやっぱりiPadが見やすいからです。

参考:48時間で1000万回! ←iOS版Google Mapsのダウンロード数

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