現在メインPCはLian LiのPC-V1000というミドルタワーケース。ところが置き場所の関係でPCをコンパクトにしなくてはならなくなり、MicroATX化する事にしました。
- 価格は1万円前後
- 軽くて運びやすい
- フルハイトカード、5インチベイ2個が使える
で、買ったのがSilverStone Technology – TJ08-E。札幌のツクモにて8,480円で購入。Lian Li Industrial – PC-04Aと迷いましたが、奥行きが75mmも短いのでこちらに。元々SATAのポートが4つしか無いので、そんなにシャドウベイはいりません。
開けてみる
主な写真は製品ページを見てもらうとして、補足写真。
両サイドパネルのほか、天板も外せてケーブリングがしやすくなるのはポイント高い。またこの価格帯ではめずらしく、バックプレートが外せるのでマザーボードの固定が楽。SCYTHEの殺意を覚えるヒートシンク装着も安心です。
こちらは天板の12cm角穴。PSUのファンを外に向けてここから吸気する事ができます。マグネットで固定されるフィルター付きと芸が細かい。
組んでみる
ケーブルを一度マザーボードの裏面へ通してから配線。最近のPCケースのトレンドですね。自分は初使用なので収集がつかなくなってきた。懲りずにHDDベイ(インテル新Coreシリーズ買いまして | 徒労日記)を搭載。ケーブルのスペースが本当にギリギリです。
フロントにある巨大18cmファン。このケースサイズならこれで全部ケース内を正圧にできそう。H/L切り替えのスイッチ付き。写真ボケててごめんなさい。
完成図を作業表面から。
HDDベイの上に「VGAざぶとん」があり、自重でたわみがちなグラボをココで支えてます。ほかの人もレビューで書いてましたが、これはいいアイディア。もう一つ、CPUクーラーの下にあるのが「CPUクーラーつっぱり棒(?)」。同じく重量化を続けるCPUクーラーを下から支えてあげるというデキル男みたいな気配りです。
一番左下の3.5inchベイは構造上、入れ替え時にCPUクーラー(またはM/Bごと)を一度取り外さないとならない点に注意。大きなCPUクーラーを使う場合、ここにHDDを入れるのは最後の手にするのが良さそう。
完成図作業裏面。
ちゃんと要所要所にインシュロック用の固定穴もあって作業が捗ります。初めてケーブルマネージメント使ったけど便利。簡単に綺麗にまとめられる。逆に完璧を求めて作業が終わらなくなる恐れもありますが。
ギミックが面白い
8000円で買えるケースとして、質感・機能共によくできてます。フロントのアルミアルマイトパネルは見栄えするし、各部のギミックもちゃんと実用になってる。18cmファンにはフィルタがついていたり、フロントのUSB3.0はUSB2.0に変換するコネクタもついてきています。
あえて短所をあげると、フロント以外が全部ぺらぺらのスチールな点。ここはモロにコストが出ているなーと。各部品を外した状態だとよじれるし曲がりそう。黒塗装も綺麗ですが、エッジの処理は最低限なので、手を切ったりしない様注意が必要。
最後に、ケースに関係しそうな使用コンポーネントを書いておきます。
- M/B:Intel DQ67SW
- CPUクーラー:DEEPCOOL – ICE BLADE GS
- VGA:MSI – R5850 Twin Frozr II
- PSU:Owltech 静が如く OWL-PSGCM600
SilverStone Temjin 黒 タワー゜型 SST-TJ08B-E Silver Stone 2011-07-01 |
LIAN LI アルミ製 Micro-ATX ミニタワーケース ブラック PC-A04B LIANLI |