リード・ライト共に500MB/sを掲げるADATA S511 SSDに乗り換えた

リード・ライト共に500MB/sを掲げるADATA S511 SSDに乗り換えた

 一年ちょっと使ったSSD、Crucial C300を買い換えました。今度のはA-Data S511 120GBです。以前のSSDの記事はこちら。

 CrucialはRAID0状態でもプチフリするため買い換え(もしかすると単品でどちらか壊れている?)搭載コントローラは同じSATA 6Gb/s対応でもCrucialはMarvell製でA-dataは最近出てきたSandForce「SF-2281」。カタログ値ではWriteがRead並になっていて期待できそう。

S511 パワフルなSATA 6Gb/s対応高速SSD, 説明, S511, 500 シリーズ, Solid State Drive, ADATA へようこそ


S511 は新世代の SandForce SF-2200 シリーズ コントローラを利用して SATA 6Gb/s プラットフォームのネイティブ サポートを提供します。S511 はソリッド ステート ドライブの革新的な高速性能を完全に実現し、転送性能のに新たな世界をもたらします。 より古い SATA II 仕様を使用した SSD より二倍の速度で読み書きが可能な S511 は、読み書き速度 550/520MB をそれぞれ実現し、同時に実用テストで 85,000 IOPS に達する 4K ランダム書き込み速度を提供します。

 2.5インチ→3.5インチマウンタとネジ付き。
唯一の誤算は「60GBx2本だからお手頃さ!」と思ってたら使っていたのは120GBx2本だったコト。ドスパラ札幌店にて¥14,680×2本也。グハッ・・・

S511 x2本 RAID0

 一本でのベンチは他サイトでも多くあるので割愛。
2本でRAID0を構築してOSを入れた状態でベンチマークしました。

計測機のスペックはざっと

  • CPU:Intel Core i7 2600K
  • M/B:MSI P67A-GD55
  • Memory:8GB
  • SATA:ICH10R 内蔵 6Gbpsポート

ちなみにCrucialの当時のベンチはこちら。

リードは圧倒的に速くなりました。が。半分ぐらいの数値は変わって無いのよね。シーケンシャルリードが1000MB/sを超えられないのも残念。このあたりは設定でなんとかなるかもしれないので追加調査中。

ライトがRAID0にした上で公称値の半分しか出てないのはSFコントローラの特徴といいますか、過大広告といいますか。500MB/sの公称値は圧縮機能が有効な時の話で、実行速度は大きく落ちる様です。圧縮効果で出る0ライト(0 Fill)で計った結果が以下。

シーケンシャル、512KBともに二倍まではいかなくても数字はかなり上がります。ちなみに1Fillでも結果は同じ。
データファイルなどには一定の速度向上はありそうですが、メインのシステムドライブとして使う限り「書き込み500MB/s」という数字はあまりアテにできません。ちなみにこのコトはパッケージ裏に小さく修正シールで貼られており

Documents:Read upto 550MB/s , Write upto 510MB/s

Multimedia Data:Read upto 500MB/s , Write upto 170MB/s

とのコト。これは合ってる。けどね・・・。

最後にSSDx4本でRAID0

純粋な興味としてS511とC300の四本を組み合わせたRAID0を組んでみました。アレイコントローラとかはないのでS511がP67のSATA6Gbpsポート、C300がSATA3Gbpsに接続されています。

0Fillでなんとかリード1000MB/sを達成。インターフェイスがそろってないとはいえ、もう少し数字が出て欲しかった。PCIeのレーン的にもx4、x8のアレイカードが必要かもしれない。

ベンチはなにか不可解なところもありますが、OSのインストール→起動としたかぎり、Crucial C300のRAID0からでも体感できる速度差があります。あとはプチフリが無くなってくれたら万々歳。

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