原因は確かに夏バテでした。
というよりやっぱり熱暴走(暴走というよりフェイルセーフ?)
WHSが夏バテ。 | 徒労日記の件で切り分けを続けたところ、PCH(Q67自体。昔のチップセットで言うところのICH)の放熱不十分である事がわかりました。
この小さなヒートシンクの下がQ67チップセット。
通常のATXマザーのものと比べてヒートシンク自体がかなり小さい上に背が低く、JMAX JX-FX400Bのエアフローの死角に入ってしまっていると考えられます。あとは自分がケーブル整理してないのもアリ。
実際ヨコからファンを当てながらエンコしたら一日処理をかけても大丈夫。
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みたいなのを付ければいいんですが、そんなの持ってきてません。
お粗末なエアバッフルをこさえてみた。
くっ、ちゃんとした工具さえあれば・・・??b-mobileの厚紙しかなかったー。リアファンを風量のあるものに交換し、排気の半分はPCH周りの空気を吸い上げて排出するように変更。
これでPCHの温度は47℃~50℃前後をキープできる様です。DH67CF,DQ67EPなどで不意のシャットダウンがある方、ケースの問題かも??
2011/07/10 追記
結局、上の方法で安定させることはできましたが、リアFANが爆音。M/BのPWMファンヘッダから取ると冷却不足、直結すると騒音とのバランスが取れません。冷却不足の場合、大体PCH58℃近辺でシステムダウンが発生する模様。
結局、AINEXのチップセットクーラーを追加購入。b-mobileシュラウドも少し改良しました。これが効果覿面でエンコード中も48℃をキープ(室温27℃)。結局チップセットクーラーが小さすぎるのよね。トップフロー型の大型CPUクーラーで冷やすことが前提の様です。
2011/07/15 追記
戦いはまだ続いております・・・。
この青いクーラーをつけてもまだエンコードにてシャットダウン発生。
ただしだいぶ対策は絞り込めてきました。原因はやっぱり熱。CPUを60℃台、他を50℃台に押さえてもまだ落ちる。サイドカバーを開け横から12cmファンで風を当ててやると大丈夫。このことから
- 温度モニタには現れない、別の部品が危険な温度まで上昇する
- DQ67EP自体が55℃近辺で自己保護に入る
- AMTなどのマネジメントが悪さしている
のどれかが原因です。
3.はともかく1.2.はエアフローでどうにかできそう。理想はエンコードをかけた時(CPU100%が続いたとき)、フロントFANをMAXにする機構があればいいのに。今のところM/BのPWM FANヘッダが思うようにコントロールいのも問題。Aruduinoでもいれて制御するかな?
2011/07/18追記
まだまだ戦っております
いったい何と戦っているというのか。ケースの狭さか東京の暑さか。
先日、夏の暑い日。
サイドカバー作戦で安心した自分は、フロントFANをMAXにして1日エンコードを試した。しかし最後の最後の夕方にシャットダウン発生。フロントの風量をどんなに上げてもダメということが判明してしまいました。 ショックだ。
と思ってヤケになってリアファンを排気から吸気にしたらあら安定。
そんなわけでフロントも吸気、リアも吸気という変な状態でテスト中。
排気ファンは弱々しいPSUだけなので、ケース内は正圧になる。そしてサイドパネルの穴からM/B表面の熱と一緒になって吹き出してくれる計画です。
そして今頃大きな落とし穴に気づいた。
このJMAX JX-FX400Bは左右のパネルは入れ替えても普通に取り付けられるのだけど、排気口の位置が異なってしまう。間違って(任意な時もあるかもだけど)取り付けてしまうと、排気口は高い位置になってしまい、M/B表面にホットスポットができてしまうのではないか??今までパネルの左右なんてほとんど意識してなかった。
もしかしてこれが根本原因?とか思うと怖くて最初に戻せないワケだが、みなさんも気をつけましょう。排気口は下がメーカー設定です。
2011/09/28 追記
最早顛末記となりつつあります。
現在の状態は「Intel DQ67EPを修理に出してDQ67SWへ乗り換え | 徒労日記」を参考にしてください。修理上がりのDQ67EPをテスト中ですが、標準ヒートシンク放置してもそれほど上がらず(もう北海道の気温がだいぶ低くなったのもありますが)、安定しています。
もうちょっと様子を見てみますが、もしこれで安定するならこの戦いは「不良品との戦い」だった事になります。自力切り分けもほどほどにネ!って事でしょうか(‘A`)