今や家庭用(個人用)Linuxでもっともメジャーなディストリビューション、”Ubuntu“の最新9.10をサブの実験用PCに入れてみました。
インストールはかなり簡単。いくつかの質問で「次へ」「次へ」と押していくだけ。最初にインストールせず、焼いたCDから直接Ubuntuを触ってみる事もできます。
これならLinux=とっつきにくいというイメージを十分払拭できそう。
ネットワークも画面解像度も全部自動認識。立ち上がった後、うちのLANプリンタ(HP All-in-One PhotoSmart C7180)も自動で見つけてくれて使用可能になりました。簡単簡単。Windowsの代わりに世の中の激安NetBookに添付されているく理由が分かる。
ほとんどが自動だったUbuntuですが、二つほど不具合あり。
■キーボード
Apple Kayboard(シルバーのテンキー付きタイプ)を使っていますが、テンキーが効かない。ファンクションキーのオーディオ機能は効くのにね。これを解消するには、「システム」ー「設定」ーキーボードから「レイアウト」タブのキーボードの形式を「Apple – MacBook / MacBook Pro (Intl)」へ
それかXmodmapを直接書き換える方法もあるようです
Ubuntu日本語フォーラム / 8.04 テンキー Apple Keyboard jis
xev
でキーコードを調べgedit ~/.Xmodmap
でホーム直下の.Xmodmapを編集xmodmap ~/.Xmodmap
で反映
■Windows7とのデータ共有
Ubuntuは標準でWindows共有とデータをやりとりできる仕組みを持ちますが、うちではなぜかつながらず。こちらがWindows7だった事に問題があったのかも。
MacOSXでも似たような状態だったので調べてみるとこんな記事を発見
Takako’s Support log: Windows7 共有フォルダにアクセスできない
そもそもVista以降は、初期設定で「NTLMv2」になっているらしい。古いNASやsambaにアクセスできないというのもこれが原因。
これを境にMacOSXでもWindows7を認識出きるようになりました。この後Ubuntuでsmb://hogehoge/を再度試したら動いたので、おそらくNTMLの問題があったのではないかと。
これで無事FireFoxの環境も引っ越せたし、快適なUbuntu生活が送れそう。フォントは綺麗だし、日本語変換もWindowsのIMEより優秀かもしれない。これで動くNetBookも欲しくなるわー