自分だけのキーボードにカスタマイズしてオーダーできる変態キーボード「Ergodox EZ」が届きました。
なんでも自分で選べる変態キーボード「Ergodox EZ」をポチりました | 徒労日記
巨大なパッケージが到着
8月21日にオーダーを入れて30日には到着。
オーダーページで現在の荷物をマップトレースできたり、いたれりつくせり。
別箱のパームレストと合わせて座布団みたいなサイズになってました。
久しぶりの本命キーボードにワクワクしながらオープン。
これから使って汚れるのが勿体ないような、純白のセットが鎮座しておりました。
そりゃニヤけない方が無理というもの。
オリジナルのキートップ&キースイッチリムーバー、USBケーブル、左右をつなぐステレオミニプラグケーブル、突起の無いF・Gキートップが付属。
Wing Restはエラストマーの単一素材で、中までみっちり詰まっています。重く机上でグリップし、どれだけ力をかけても大丈夫。
オプションで追加するTilt Kitは左右3箇所づつに取り付け積み。中にノッチがついていて、つまみネジを手で締めて固定します。角度が決まっているため自由なようでいて、3点のガタが無いポジションってなかなか少ない。
キースイッチはオーダー通りのKailh Copper・・・だと思う。
深く押し込んだ所で入力されるCherry MX Brownと比べ、押し始めに指を弾くような抵抗があり、そこで入力されます。さらに押し込むとストっと下がるタクタイルの動き。
実際のレイアウトで並べるとこうなります。
本体の向きや間隔、チルトの角度にパームレスト距離などセットアップは無限大。
そしてなによりオーラを放つ変態キーボード感がたまりません。
カスタマイズツール完備
Ergodoxは様々な方々が作られたツールでカスタマイズします。
Ergodox EZはメーカーが「Webキーレイアウトエディタ=Oryx」と「ファーム書き込みツール=Wally」を提供しているため、かなりフレンドリーなUIで使いやすい。
Oryx
Web上でキーレイアウトを作成し、流し込み用ファイルを作成するツールです。
そしてこれが今の所使っているキーレイアウト。
1から作るほかに、サーチからこれまで作られたレイアウトを検索&コピーできます。
自分は使い慣れたKinesis Advantage2ライクなレイアウトを呼び出し、Windows操作とメインで遊んでいるゲームが両立できるようミックスしています。
レイヤーは何枚でも増 やせるので、もう少し凝りたくなったらゲーム専用レイヤーを作り、プレイ中だけサッと切り替えることも可能。
OryxはGlowモデルに合わせて、RGBライティングの指定も出来ます。
レイヤーごとにベースカラーを決めたり、パレットから個別に配置したりすべて自由です。
Wally
カスタマイズしたら”Compile”を選び、.Hexファイルをダウンロード。その後このWallyでキーボードに流し込みます。
.Hex ファイルを指定する、キーボードをリセットする、という10秒くらいで書き換え完了。
本体のリセットキーは右上の小さな穴でとても押しづらい。
でも割当可能なキーにズバリ「Reset」があるので、それを割り当てておけばピンの類は要らずカスタマイズが捗ります。
Glowを見よ
Glow=バックライト有りモデルはキートップは専用品、キースイッチもRGB対応品になるので選択肢が減ります。
それでもこのライティング時代に光らないのは寂しいので選んでしまった・・・。
Oryxで常時点灯のカラーを割り当てられる他、内蔵の全面ライティングパターンを選択可能。
「左右セパレート」な事を使った面白いパターンもあります。
このシンプルなのも好み。
予想通り、白ベースのキーボードライティングはカッコいいですね。
長い目で見よう
キットとして買ったものの、なかなか使いこなしには時間がかかりそう。
Kinesisと同じく、まずキー入力に慣れるのに一週間。それでもZとかBの押し間違いが未だに酷い・・・
あと1から9のキーが遠くてここをどうにかしたい。
どうやらDCSプロファイルという段差ごとに高さの違うキーキャップで解決できるらしいのだけど、白でしかもRGB対応なんてあるかな?
といった感じで「購入はカスタマイズの始まりでしか無い」事を叩きつけられるハードコアなキーボードを買ってしまいました。
でもそのうち手放せなくなるでしょう。そんな予感。