NVIDIAが昔発表したGeForce8800GTXは、その圧倒的な物量(シェーダー数、メモリ数、消費電力、発熱etc.)で自社の旧製品どころかATIのハイエンドまでも置き去りにする圧倒的性能を発揮しました。
その後後続のGeForce9800GTXが発売されましたが、シュリンクにより消費電力ダウンはさがったもののシェーダーも減らされ、性能ダウンの省電力版みたいな製品でした。GeForce9800GX2でマルチGPU化してもSLI対応アプリのみで性能も1.5倍程度といった感じ。
それが今回、8800GTXの正当進化版ともいえるGeForce GTX 280が出たそうですよ。
NVIDIAの1TFLOPS GPU「GeForce GTX 280」がついに登場 – PC Watch
■GPUコンピューティング用Tesla T10Pでは1TFLOPS
NVIDIAが、新たなハイエンドGPU「GeForce GTX 200(GT200)」シリーズを発表した。GT200アーキテクチャの最大の特徴は、1TFLOPSの浮動小数点演算(単精度)パフォーマンスを達成すること。グラフィクス製品「GeForce GTX 280」は1TFLOPSを切るが、同じチップを使うGPUコンピューティング向け製品「Tesla(テスラ) T10P」プロセッサは1.5GHz動作で1TFLOPSを超える。1Uラックに4TFLOPSが収まる。スーパーコンピュータの世界だったTFLOPSレベルパフォーマンスに、フルプログラマブルGPUがついに到達した。
14億個のトランジスタ、過去最大のダイサイズなど間違いなく物量作戦の様相。240個のストリーミングプロセッサ、1GBのメモリを搭載するそうです。基本アーキテクチャはGeForce8800と一緒。電源は8pin+6pinが必須で消費電力は236W。パーツ一つでこの消費。
ただしステートによる細かなパワーセーブがあるようで、DVDやBlueRay再生時はかなり消費電力を押さえる仕組みになっている様です。
お値段は秋葉原価格で8万前後。価格も昔のGeFroce8800GTXを彷彿とさせますね。俺はもう買えないけど、誰か羽ばたいてみないか!(笑)
ちなみに写真はnForce790iを使った3-way NVIDIA SLI®。もうね、アホかと。
これを駆動するにはExtreme系のCPUと1200Wクラスの電源が必要になるのかも??
個人的には同じ8万かけるならこっちの方が気になります。
デル 2709W DisplayPort / HDMI搭載 27インチモニタ
27インチモニタの新モデル 2709Wが米dell.comに掲載されています。2709Wは現行の27インチ液晶2707WFPの後継となる製品。大きな変化としては入力系統(VGA, DVI x 2, コンポーネント, コンポジット, Sビデオ)にDisplayPortとHDMIが加わったこと。また色域がNTSC比92%から110% (CIE1976)へ、コントラスト比が1000:1から1300:1 / ダイナミックコントラスト使用時 3000:1となっています。
インターフェイスのDisplayPortはまだまだ出始めの新しいディスプレイ規格。それよりもDELLが出す安い27インチに期待。パネルが気になる所ではありますが、強制WQXGAとかでなければ欲しい一品。
買うんですか( ・∀・)ニヤニヤ