フルサイズマクロの決定版になるか。α7iiへ新カミソリマクロ”SIGMA 70mm MACRO Art”を装着。

フルサイズマクロの決定版になるか。α7iiへ新カミソリマクロ”SIGMA 70mm MACRO Art”を装着。

我が家にSONY α7iiを迎えた当初から欲しかったマクロレンズ。今回、発売されたばかりのSIGMA 70mm MACRO Artを手に入れました。

触ってみる

今回選んだSIGMA 70mm MACRO Art(以下70mmMACRO)は発売されたばかりのまさにピカピカのレンズ。

前身のMACRO 70mm F2.8 EX DGは「カミソリマクロ」と”あだ名”がつくほど、鋭い描写力に評価の高いモデルだったそうな。このレンズが3万円強でヤフオクなどに流れていて、買おうか迷っていたところ70mmMACROの発表を知りました。
実際はCanon、SIGMAマウントで発売されあと、7月28日にソニーEマウント用が発売されています。

他の候補ではSEL50M28をセミナーで触ったりしていました。SEL90M28Gは羨ましいけど高すぎて圏外。そのSEL50M28とさほど変わらない5万円台で発表された70mmMACROはEマウント用を今か今かと待ち望んだ待望のレンズでした。

構えたとき手のひらが当たるレンズの根本は滑らかな削り出し。銀の丸はArtラインの証。
フードは大きいけれど、レンズ鏡胴はかなり飛び出ます。それを保護するためこの長さなのでしょう。

LAMYと並べてみました。もともと長さがある上に、フードを付けるとまるで望遠レンズ。
側面にはAF/MFスイッチとフォーカスの動作距離を3種類に絞るスイッチがあります。

レンズはフィルターサイズで49mm。思っていたよりだいぶ小径でした。マルミ光機株式会社のEXUS レンズプロテクトを装着。

フィルターをつけた状態の重量。バッテリーを入れたα7iiボディが約599gなので、このレンズをつけると重さはほぼ倍。

写真を撮ってみる

ここで素敵な写真でも載せて「どうですこのレンズの実力は!!」って・・・やれたらいいですね(遠い目)。
普通のユーザーが普通に撮ったらどう映るかをご確認ください。

植物

頑張れば水滴の中の世界が撮れそう。


ISO100 1/320s f/2.8 EV+0.3

接写じゃないものも。


ISO125 1/20s f/5.6 EV+0.7

昆虫

動かない敵限定。


ISO500 1/80s f/9 EV+0.7

食べ物

いつものかばと製麺所(カメラ許可を頂いています)
めざせO.toneの表紙。


ISO250 1/80s f/5 EV+0.3

巨大米ナスの世界。


ISO250 1/80s f/5 EV+0.3

ガジェット

フルライティングのCPU周りを1枚。
ISO6400での高感度撮影です。


ISO6400 1/15s f/8 EV+0.3

我が家のベンチマーク被写体、ニキシークロック。
陰極のプレートまでピント合わせができます。


ISO1600 1/80s f/6.3 EV+0.3

マテリアル

RX-8のフロントブレーキ。
レコード状の溝が見てとれます。よくない。


ISO1250 1/80s f/5.6 EV+0.3

アルトサックスのリガチャー。
はたしてヤマハかセルマーか。


ISO6400 1/80s f/8 EV+0.3

タイポグラフィが素敵なReverend Nat’sの瓶をモノクロモードで撮影。


ISO100 1/125s f/4.5 EV-0.7

動画を撮ってみる

最近よくある「構図は固定で焦点をゆっくり移動させるヤツ」をやってみたくて撮りました。

難しい。

リングに触るだけで視界は揺れるし、滑らかに一定間隔ですばやく回すという点でも本当難しい。
レンズを回しやすくするズームレバーなる商品があるので、それを使えばもう少し楽かも。

やっと手に入れたマクロレンズ

というわけでNikon D3000の頃から欲しかったマクロレンズ。やっと手に入れました。しかも銘機と名高いマクロレンズの後継機です。これも銘機と呼ばれるかはこれからの評価ですが、概ねポジティブな意見で高く評価されている模様。それが5万円台で手に入るならもうマクロレンズの決定版と言えるのでは。

自分は屋内での物撮りが多いため、このレンズはかなり使う場面が多そうです。

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