何度かトイレ、トイレと書いていますが昨日無事にリニューアルしました。
しかし旧便器のタンクを外すと、背面の壁紙が張り替えられていなかった事が判明。
元々なにか貼ろうかと考えてはいたけれど、いよいよ考えなくては。
天然木の壁にしたい
自分の希望は天然木の壁。木目調シートとか、ウッド調パネルとかありますが、本物の木を使いたい。生活の基盤になるスペースですから、質感は大切にしたいのです。
対象の壁はトイレに入って見える奥の壁1面のみ。ここを天然木の壁とするのに、コストと仕上がりのバランスが取れそうな製品4つを候補にあげました。
貼付け面は2330mm x 770mmで約1.79平米。一面ないし両サイドを少しあけて貼ろうと思っています。
toolbox スライスウッド
東京R不動産のムックで知ったtoolbox。このサイト見るの本当楽しいです。
何種類かの壁板、床板があるうち一番クリーンなタイプの壁板がこのスライスウッド。節は少なめで木目も厚さ4mmなので軽量、厚手両面テープとボンドで施工できます。W150×L900(±5mm)×T4mmと割と幅広の板。
これのチェリーが好みの赤色に近く狙い目。
表面は無処理でも素材がいいのでそのまま使うと高級感のある壁になるでしょう。
最小購入単位は1ケースで¥11,664/ケース=2.43㎡(18枚入)。
1平米あたり¥4,800/㎡です。
東谷 ウォールパネル WALL-101
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チークの切片を貼り合わせ凸凹のディティールが特徴的なタイルにした壁材。エコカラットと同様に貼り付けられ、オイル仕上げの為塗装も必要なし。ただ、重量が書いていないのでボンドだけで貼り付けられるかは疑問ではあります。
リアルウッドを使ったブロックタイルは高価な商品が多い中、この値段で買えるWALL-101は特異な商品だと思います。
複数のサイトで「WALL-101」として取扱があり、上記リンクが現時点での最安ラインです。
1枚のサイズはW60×D20×H2cmで最安864円。1枚0.12㎡だから1面を貼ると約15枚で12,960円。
1平米あたりは¥7,200/㎡です。
西粟倉・森の学校 カベハリ 粗削り すぎ
カベハリ 粗削り すぎ | 西粟倉・森の学校 Online Shop
名前の通り荒削り、節あり、(ある程度)不揃いの杉板です。長さ90cm×幅11.3cm×厚み0.6cmとtoolboxのスライスウッドより細く、節目、杉の木目と相まってより野性味のある仕上げになりそう。
無塗装だけ安くなっているのと、両面テープが予め貼ってあるのでお手軽に施工できます。
1箱2平米分で送料無料の8,100円。
1平米あたりは¥4,050/㎡です。
ビバホーム 檜デザイン羽目板
ビバホームで売ってた檜の羽目板が壁に使えそうだったのでチェック。
長さは複数あり、一番コスパが良いのは900x85x11mmのもの。無節で表面の仕上がりがよく、角は全て面取りがしてありました。さらに見切り用に片側にRをつけたタイプもあり。厚みが少しあるのでボンドのみの固定でいけるかは微妙な所。隠し釘とかが必要でしょうか。
一面を貼るには約23枚必要で9,439円。
1平米あたりは¥5,335/㎡です。
仕上げでも変わる
壁材は無塗装のものもあれば塗装済みのものもあります。
無塗装のものはそのまま使えばエイジングを楽しむ事ができますし、塗装をすればより好みの色に変化させる事もできます。
インテリアDIYで好まれるものは自然由来の成分を含み刺激が少ないワックス・オイルタイプが良く使われています。
WATCO (ワトコ)
亜麻仁油をベースとした自然由来の植物性塗料。入手性がよく、市内のホームセンターでも多く取り扱っています。色も多様にあり、好みの色に強く着色する事ができるようです。
BRIWAX(ブライワックス)
DIYer?や雑誌で必ず載っているといっても過言ではないワックス。トルエンフリーで蜜ロウとカルナウバロウという自然由来の成分で出来ています。その分価格は高めで大きなホームセンターにならあるかも、という程度。
色はつきますがそれほど強くはなく、自然なアンティーク調の落ち着いた着色が特徴です。
OSMO(オスモ)カラー
これも自然の植物油と植物ワックスから出来た安全が特徴のカラー。色も豊富だけどブライワックスより更に高級品。浸透性塗料なので表面に膜を貼るのではなく、浸透して着色するので木の呼吸を妨げません。
施工のしやすさ、塗装まで考える
以上、いろいろ調べた結果、候補に残ったのは上の4つ。
WALL-101は格好いいし魅力的だけど、毎日見るにはうるさすぎやしないか?って心配になりますね。カベハリの杉は天然木をアピールできるけど、木の温かみが押し出されて洗練された感じは薄れるかもしれません。
ナチュラルやビンテージ感よりも、上質でフラットな壁をコストを抑えて作りたい。
施工方法も考慮する大事なポイント。塗装前提なら木目は揃って無くてもいいし、無塗装にするなら素材にこだわりたいものです。
記事を書きながらなんとなく絞れてきました。この次は完成したトイレルームを紹介できるかも??お楽しみに。