先日3年ぶり2度目のグアム旅行に行ってきました。テンプレートの様な初回旅行からどんな部分を変えたか、検索で訪れる方の参考になるようなポイントを絞って書き連ねたいとおもいます。
2012年、初めてのグァム旅行記事はこちら。
- 北海道から格安チケットで行くグアム −グアム1日目- | 徒労日記
- 味付けの違いに食生活の違いを感じる −グアム2日目- | 徒労日記
- サンコーのiPhone防水ハードケースで水没させてみる −グアム3日目− | 徒労日記
- ヒリつく肌を労りながら最後の観光 −グアム4日目(終)− | 徒労日記
ホテル:レオパレスリゾートグァム
今回のホテルはレオパレスリゾート グアム(以下レオパレス)。「レオパレス」って聞くと「あの壁が薄くてプライバシーの無いマンスリーの?」というネガティブイメージが沸き起こります(自分だけ?)が、このホテルは全く別物。
多くのホテルがタモン地区のホテルロード沿いに建つ中、島の中心の山間部に広大な敷地を持って建っています。
この僻地っぷりが一番の懸案でしたが、いざ行ってみたところまあ我慢できるかな?という程度。
無料シャトルバスは中心地の系列ホテルウェスティンへ1時間に1本出るし、戻りの終バスも23:30まで出ています。タクシーだと$70もかかった、なんてレビューも深酒しない我が家には全く問題なし。もちろん予約すれば空港の送迎も無料でやってくれます。
バスの所要時間は40~50分と書かれているものの夜などで空いていれば30分ほど。ウェスティンのロビーでゆったり待てるから、ルーズな赤いシャトルバスを待つよりも全然楽でした。
レオパレスは非常に多くの施設の集合体。今回はその中のメイン棟とも言える「ベルヴェデーレ」のスーペリアツインに泊まりました。長期滞在向けのコンドミニアムを除けば一番ノーマルなタイプのお部屋です。
部屋に入って思ったのは「室内広い!外景色いい!」。部屋は初回のフィエスタリゾート グアムのゆうに二倍はあろうかという広さ。Booking.comで見てもフィエスタは21,000円/泊~、レオパレスは28,000円/泊~だから「遠くて高い」だけあります。
確かにオープンから年数が経っており、室内には取れないシミもあります。水回りのタイル目地の黒ずみとか。ただ掃除自体は行き届いているので年代物リゾートによくある経年劣化の範囲とも言えるでしょう。ファシリティとして施設内をほぼカバーする無料無線LAN、ウォシュレット、浴室のイスと洗面器などもあり日本人向けの設備が整っています。
日本語のできるスタッフも多く、宿泊客は成人~老人の日本人が8割。またグラウンドなども備える事からオフシーズンのキャンプを含め、多くのスポーツ選手も滞在している様です。
ビーチは別にいいや、とかレンタカー借りるから足は大丈夫、という今回の自分のニーズには割とマッチしていました。
レンタカー
今回旅で掲げた数少ない目標の一つ「レンタカーで島内一周をしよう」。海外での運転もレンタルも初の試みです。
グァムでの運転免許とルール
国際 免許証を持っていなくても、日本の運転免許証を持っている21才以上の人ならば、30日以内でレンタカーを借りられます。
アメリカ本土と異なり、国際免許(日本の運転免許の翻訳)がなくても日本の免許さえあれば運転が可能。
交通ルールについては上記観光局のページやトヨタレンタカーグアムのページが参考になります。特に意識しなくてはならないポイントは大きく3つ。
- 道路は右通行、車は左ハンドル。
- 右折は赤信号でもOK。ただし左赤矢印は停止。
- スクールバスが合図を出して停まっていたら全面停車
右通行というのは一発目の運転で非常に違和感がありました。気がついたら助手席側が路肩ギリギリに寄っていた、なんてことも。ただ2時間も運転すると慣れて違和感なく運転できるし、見辛い左折合流はセンターに黄色く区切られたエスケープゾーンがあり、そこに一旦入ればいいので慌てる必要がありません。なかなか理にかなっているなと感心しました。
また右通行の恩恵として交差点で右折をする際、前方が赤信号でも合間を見て曲がる事ができます。日本では左折でそうできるようになっている大型交差点もありますが、グァムではそうなっていなくてもOK。左折で青←が出る大きな交差点は赤←が出たら止まれの合図です。
最後のスクールバスは今回幸いにも遭遇しなかったのですが、停車中の追い抜きはご法度。たとえ反対車線でも車は停止しなければならないそうです。正直逢いたくないですね。
レンタカーを借りよう
外国でも乗れる!
という事で出発の1週間前にレンタカーを手配しました。
何社かの候補のうち、聞いたことがあるような?という一点でジャパンレンタカーに決定。あまり知らない所で借りて返却時に英語難癖つけられても怖いし(が、有名だったら元ジャパンレンタカー(現オリックスレンタカー)とは全く関係のない会社、とわかったのは帰ってきてから)。台数限定29ドルスペシャル!で二日間借りて$58。今回の目的にそって走ってくれさえばすれば良かったため、グレードは気にしません。
車種はYarisというトヨタ・ベルタ(ヴィッツセダン)の海外版。
借りるまでの流れはこんな感じです(正式なのはここに書いてあるけどあまり参考にならない)。
- 指定したホテルに借りる車で迎えにきてくれます。
レオパレスは送迎範囲外だそうでウェスティンで待ち合わせました。 - 免許の提示(名前確認)
- そのまま乗せられて一度事務所へ。
- ローカルのおばさまに英語で指示をうけながら書類を記入。
オプション保険はどうするか聞かれる→つけなかった。 - 免許とクレカを提示。$58+保証金として$100を支払い。
保証金は現金OKと書いてあったけど、実際はクレカ必須。 - 日本語で書かれたマップを渡され、封鎖されているゲートの場所をチェック。
オススメのガソリンスタンドなども。 - スタッフと車の外装を二人で改めてチェック。
借りた車は結構くたびれた感じだったので、「Take photo ok?」と聞いてから写真で撮っておきました。 - 出発
返却は日本のレンタカーと同じ。
- スタンドにてガソリンを満タン
- 指定時間までに事務所に戻す
- 状態をチェックし問題なければ保証金を返金。
もう一度クレジットカードを渡します。 - 最初のホテルまで送ってくれる
返却時の引っかかりそうなのはガソリンスタンド。
多くのスタンドがセルフ形式をとっていますが日本みたいに完全機械化はされていません。もらえるマップに書かれた手順を頼りに満タン(Fill Up)であること、給油したマシンのNo.をスタッフに話す必要があります。幸いセルフの所にとまったのに親切なスタッフさんがカタコトの日本語で話しかけてくれて全部やってくれました(Kmart手前のシェルです)
ちなみにガソリンはレギュラーで1ガロン=$3.5。Yarisで島内一周&タモンへの買い出しで$12.5ほど。
終わってみればジャパンレンタカーは日本語できる人もいるし、仕組みも確率しているし、値段はお手頃だしでいいレンタカーでしたよ。
保険
教習所で始めて路上に出た時を思い出す、緊張のドライブスタート。
ところで走って3分ほどでメーターのチェックランプが点灯。マニュアルを見るとタイヤの空気圧減少との事でした。パッと見た限りはパンクはしていない様でしたが、高額な修理代が心配になって結局お店に引き返しました。
上の話は結局「ランプ点いてるけど空気圧バッチリだから気にしなくてOKよ!」で済みましたが、レンタカーにトラブルが発生した場合は結構な費用が発生します。
レンタル料金に含まれる保険|保険・補償について|ジャパンレンタカー
上に書かれている以外にもパンクの場合は修理費を請求されたり、座席を濡らした場合にレンタル代の倍額をとられた、という投稿もありました。グァムの道は郊外や生活道路ではかなり凸凹なのでしっかり減速して通りましょう。現地の車も止まりそうなくらい減速するので、遅くて鳴らされる事はまずありません。
島一周と感想
目的だった「グアム一周」は最初の想像より時間がかかりました。
田舎道でアップダウンも多く、法定速度で走っていると3時間~4時間くらいかかる感じです。そこで寄り道なんかしながら進むともう1日イベント。島の上半分は台地にできた郊外の集落とエアベース。下半分はほぼ山間部で海にそって史跡が点々としている感じ。
レンタカー屋を出発して左回りに最外周を走りましたが、ハガニアを超えたあたりから入りやすそうなお店はすっぱりなくなります。飲み物を買える場所を探して走りましたが沿道の小さなお店はどれも窓が塞がっており入りづらい雰囲気。なかなか勇気が要りますので町中で調達してから出発する事をお勧めします。英語に自信があるならガソリンスタンドに併設されたサークルKは利用できそう(それもSanta Ritaのタコベルくらいまでだけど)。
タモンだけじゃないグアムの素顔が見えた。なんて書くと鼻で笑われそうですが、シャトルバスで回るのはグアムのほんの一部だという事はわかります。レンタカードライブはマリンスポーツに負けないグアムのアクティビティですよ。
次回
ダラダラと書いてたら長くなってしまったので一度ここで切ります。
次回は以下の事についてもうちょっと書いてみようかなと。
- Wi-Fi
- 食事
- 温湿度計
- 充電