新しいCPUになったからには無理にでも働いてもらおうか。

新しいCPUになったからには無理にでも働いてもらおうか。

新しいCPUいいですね。何をするにしても余裕があって。でもこれでWebとYoutubeだけじゃ勿体無い。買ったからには常に負荷99%で働いていただきたい。

という事でレンダリングです。2つのツールでいろいろイジってみました。エンコードって手もありますがグラボ使ってないので却下。

MikuMikuDance

もともとは「初音ミクを自分のPCで踊らせよう!」というコンセプトのツールです(多分)。ニコニコ動画とともに在るようなツールで、データの配布も、成果の公開もニコ動で行われる事がほとんど。

プログラム

素材

動画にする場合は更に音楽、モーション(動き)などが必要ですが、一枚絵であれば

などを揃えれば始められます。

Play

MikuMikuEffect(MME)は解凍してMikuMikuDance(MMD)のフォルダへ。

起動したてのMMDは真っ白なので、そこへダウンロードして解凍したモデルの.pmx(.pmd)ファイルをD&Dします。

20141206-01青い部分が可動するポイント。クリックして、右下の「X,Y,Zコントローラ(?)」をグリグリしながらポーズをつけていきます。「モデル操作」タイルから「カメラ」を選びカメラポジションや画角も調整していきましょう。

車の横でモデル立ちさせたいんだけど手の位置が難しいの図。

20141206-02いいシーンができたら「ファイル」→「画像ファイルとして出力」を選べば完成。

20141206-03YATTA!

MMDは製作中もグラフィックは完成品と同じように表示されるため、常にレンダリングをしているようなものです。MMEでエフェクトをどんどん追加していくと、CPUファンとグラボファンが回転をあげてきます。いいぞいいぞぉ。
出力はこれに物理演算をつけるだけなので1秒もかかりません。

動画については過去の記事で「4Kの作り方」について少し書いてあります。

お借りしたもの(敬称略)

ありがとうございました。

  • せんとさん:ネギ焼きP
  • Tda-Type Miku China Dress Ver1.5a:kooooi
  • LEXUS LFA【β版】:seki
  • グリッドフロア:TK
  • AutoLuminous、Diffusion7、XDOF、SvSSAO、ExcellentShadow:そぼろ
  • WorkingFloorAL.fx ver0.0.6:針金P

XNALara-XPS

国内ではMMDが人気を集める中、XNALaraは海外で人気の出たツールだそうです。

XPS (XNA Posing Studio) – MonoBook


XNALaraは欧米ではジョークソフトとして人気があったが、日本ではMikuMikuDanceが圧倒的に強かったこともありあまり人気がなかった。だがその後続ソフトのXPSにヌード機能が搭載されたことによって日本人にも爆発的に普及し、広く受け入れられた。

MMDは動画がメインですが、XNALara静画のみのアプリ。その後継版がXPS。

プログラム

素材

「XPS Model」などでググると出てきますが、多くはDeviantArtという海外アートサイトの投稿として公開されています。モデルも背景も。

海外らしくHなものもあるのと、幾分グロテスクなものも出てくるので、避けたい人は飛ばない様に。

あとはコンシューマゲームから吸い上げたようなデータも多いので注意が必要。今回のSkyrimに関してはどうかな・・?と一通り調べましたが答えは出ず。ベゼスタはMODなど改造を広く認めており、TESに関しては「利益を得る形での配布は禁止と規約にある」との事でした。怪しいのでURLは載せないでおきます。

Play

XPSは解凍し、予めDataフォルダに解凍した各ダウンロードデータを入れておきます。

[File]-[Add Model]でモデルを追加。あとはMMDと同じように体に多数の可動点を調整してポーズをつけていきます。キー操作は特殊でMMDより取っ付きにくいため、基本操作を参考にしました。q

20141206-04YATTA!

20141206-05これも改めてのレンダリング処理はありません。重いフィルタが無いので、MMDよりCPUが暇そうです。あかん。

2ch過去スレを見ると、このポーズを付けた状態でフリーの3Dモデリングソフト「Blender」にデータを渡せる事が分かりました。早速Blender本体とBlender 2.69 importer for .mesh.ascii filesを用意してエクスポートしたデータを読み込ませました。

(ダウンロードしたimport_xnalaura_mesh_ascii_extended.pyを”インストールフォルダ\2.xx\scripts\addons”配下にコピーし、Blender->User Preferences->Add-onsで”Import-Export:Import XNALara Extended Medh(.ascii)”にチェックをつける)

20141206-06

MMD,XPSとは比べ物にならない取っ付きにくさ。真面目に「Blender入門」みたいなサイトを見て回りましたが、なかなか理解に至りません。
結局2chスレをなぞるのが精一杯。テクスチャ、UVマップ、法線マップなどを割り付け、カメラを調整した後にレンダリング実行。

20141206-07YATTA!

上の画像は1枚出力するのに6分7秒もかかっています。その間CPU使用率はほぼ100%に張り付き、ファンは高速回転。消費電力は185Wになりました。いいぞ!いいぞ!

室温22度でのレンダリング時のCPU温度は59℃安定。水冷だったFX-8350とくらべても低く、発熱からグッと落ちている事が分かります。ちなみにレンダリングはGPUでも可能で、結果は6分12秒、190Wとほぼ一緒でした。ただCPUが張り付かないので他の作業と平行できて便利です。

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