5ヶ月に及ぶ東京出張も残すところ後一週間。
最後の東京観光はどこがいいだろうか?
幸運にも行きたいと思った所はほとんど廻ることができていましたが、最後まで心残りだった「特急ロマンスカー|小田急電鉄」に乗って優雅な箱根観光へとあいなりました。
小田急のホームでロマンスカーを見るたび「おお、さぞやいい金取られるんだろう」と高嶺の花と決め込んでいました。ところが調べてみると通常運賃に+する特急料金は数百円程度。一番長い新宿←→箱根湯本間でも+870円です。一時間半以上乗りますから、この料金でこの快適さなら十分有りでしょう。
また新宿から町田までだと+400円なので、疲れたときのちょっとした贅沢としても出せる金額です。
行きは友人と待ち合わせて10:17 メトロはこね21号に乗車。地下鉄から直通で走ってくる60000形(MSE)と呼ぶ車両らしく,最新型で中も綺麗。多少在来線の「ガタンゴトン」はあるものの、音も静かで新幹線並の快適空間です。
木目調かつ間接照明の落ち着いたインテリア。LEDが多用され素材感のあるダイカスト製のテーブルetc.今風の作り。
小田原に近づくにつれてのどかな風景に。窓から見る緑と青がとても濃い。
お昼前にロマンスカーは箱根湯本駅のホームへ滑り込みます。
そこから15分ほど歩いた所にある隠れ家的イタリアン「木のぴーハウス」でランチ。「地元の人もよく来る」とありますが、そりゃ地元しか来れないだろみたいな場所にあります。自分達はアド街ック天国で紹介されていたので知りました。(この日のメンバーは全員アド街信者だ)
おすすめのジャンボハンバーグはふっくらとして柔らか。それにカボチャの冷製ポタージュや付け合せのソテーまでしっかり美味しい。手をかけた料理で一同満足。さすがアド街紹介(しつこいようですが全員アド街信者です)
お腹を満たして箱根登山鉄道へ乗車。急勾配を3両の小さな電車がグングン登る!
途中の駅にあるお社と紫陽花。このひっそり感が良いですね。お参りに来る人も居るのかな?そして有名なスイッチバック!のはずが、食後の急激な眠気に襲われ抗えないままZzz
気がついたら強羅でした_ノ乙(、ン、)_
強羅といえばコミック「パトレイバー」で内海が悪だくみした「強羅山翠楼」があったり、エヴァでシンジ君が逃げ出してモノレールを乗り継いたのが強羅だったりと、名前だけは記憶に深い町でして。いざ期待して降りてみると駅前から見えるのはホテルと数件の土産物屋のみ。山の斜面に作られた宿屋街の様で、徒歩で歩いても特に感動はわかなそう。結局そそくさと箱根関所へ移動となました。
車窓から箱根の景色に目をやると、これでもかというほど有名なホテルや宿が並びます。実際泊まると都内の一流ホテルくらいの値段しますし。
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なんて本気で思っていたり。
もちろん自然もいっぱいありますよ。
きっと、北海道に箱根があったのなら、宿が数軒立つ静かな温泉街だっだでしょう。それが東京からのアクセスが便利なこともあり、巨額の資金が入って山全体を一つのアミューズメントパークヘ変えてしまったのでは無いかと。
芦の湖畔についてからは箱根町 箱根関所で歴史見聞(主に関所破りについて)を広めたり、箱根駅伝ミュージアムで有名な箱根駅伝の歴史に触れたり。
有名な富士屋ホテルでパンを買った後、宮ノ下駅に上る坂で見つけたカフェ。こういう所でまったりもしたかったなあ。
最後は豪華に、箱根湯本の天成園で日帰り入力。日帰り温泉で2,400円って何よ!と思いましたが、タオル・浴衣貸し出しに様々なお風呂が充実してて満足。気のせいか設備とかアメニティが函館のLaVistaにかなり似てるような?
帰りはロマンスカー終点で新宿までゆったり帰ってきました。今度行く時は泊まりだねぇ。