名古屋の名峰・喫茶マウンテン

名古屋の名峰・喫茶マウンテン

 先日、Twitterにぼんやりと「喫茶マウンテン行きたいなー」なんてつぶやいたら、中の人からReplyをいただいてしまった。これは行かねばなるまい。そんなわけで、@yamagteaを強引に引き連れ行ってまいりました名古屋弾丸ツアー。
 まあ結果から先に書いておくと、遭難しました。

深夜の西新宿はバスの山

ライアンです。馬車の中の空気が最悪です。もうちょっと早く来ないと席が選べないことを学んだ。
posted at 23:55:35

 行きのテンション高いうちに深夜バスを味わおう!という事で片道約6時間の高速バス・ミルキーウェイへ。片道2,900円なので新幹線の11,000円に対してかなり安い。23:59という変な時間に西新宿を出発。これから戦いが始まるかと思うとゴクリとつばを飲んだ。

 走り出したバスはカーテンを開けることを禁止され、発車してものの10分ほどで完全消灯。「リクライニングを倒すときは声をかけあって」なんてアナウンスされたが、誰も倒す気配が無い。そういう物なのかとキョロキョロしつつ、がんばって寝てみる。が、揺れがひどくて全く眠りにつけない。いろいろポーズを換えたり、イヤホンで耳栓をして寝ようと試みるうち、どんどんお尻の肉が痛くなってきた。「4列ゆったりタイプ」のはずなのだけど、足下の余裕はほとんどない。

ここはダレ (@ 内津峠) http://4sq.com/jsv0lB
posted at 04:50:07

 途中SAでトイレ休憩があるため、たまらず後ろの人に声をかえてシートを倒してみる。しかし発覚。

 完全に倒せない場合、むしろデフォルトより辛い。座面の角度が変わってくれたらいいのだけどそんな機能があるはずもなく。研究を続けた結果、ふと学生の頃居眠りしていた体制が楽だと気づく。

 おお、これはいい。腰はそんなに痛くはならないしお尻への加重が分散される。そしてなによりポーズが体にしみついてる。ただし貧弱そうな小物テーブルに上半身を預けるので壊しそうで怖い。

 朝まで戦い続けてほぼ寝られないまま、6時前に名古屋駅到着。たかだか6時間でこの有様では、キングオブ深夜バス「はかた号 – Wikipedia」への道はまだまだ遠そうだ。水曜どうでしょう二人の睡眠スタイルをマスターする必要があると痛感した。

名峰・喫茶マウンテン

 名古屋駅から地下鉄を乗り継いで30分ほどの場所に、変食名古屋でも有名な「喫茶マウンテン(Wikipedia)」はある。AM7:00に到着したにも関わらず、すでに先客が居たことにはびっくりした。
 自分は「甘口メロンスパ(ゲティー)」、@Yamagteaは「しるこスパ」をオーダー。ふつーに考えたら挑戦系(甘口系)は1品シェアとし、もう一品は通常のメニューを選ぶのが勝利のカギと言えよう。しかしこの時は憧れのマウンテンに来れた事で舞い上がり、これが勝負の分水嶺だったことに気づけなかった。

 先に来た@Yamagteaのしるこスパ。

 土鍋はグラグラと煮え立っており、しっかりとしたアンコの香りを漂わせていた。おそるおそる箸を入れると2mm以上ありそうなふっといスパゲティーが顔を覗かせる。鍋上のアンコボールのまわりには焼いた餅がちりばめられていた。
 アンコボールを溶かし、お餅を食べている時は余裕だったが、パスタに手をつけはじめてからかなり苦しくなったらしい。@Yamagtea、必死で箸を動かす。

 しばらく時間が空いた後、自分の甘口メロンスパがきた

 うっ。たとえ美味しいミートスパでも食えないようなボリュームであることは見た瞬間判った。マウンテン登山が多くの遭難者を出してきたのは、味に加えこのボリュームによる無敵コンビネーションが鉄壁であるが故なのだ。

 おそるおそる一口。

甘ァ&あったけー(;´Д`)

 味はまさしくメロン。これ以上ないくらい、主張するメロン味。そしてこれでもかと言うほど乗っかったホイップクリーム。ほかほかとした温かさが甘さを倍増させているような。そしてしるこスパと同様のぶっといスパゲティー。この時はじめて、自分の認識が甘かったことに気づいた。

 緑色のパスタは調理時に色がついたみたいだけど、さらにすりおろされた何かが混ざってる。ホンモノのメロンがすり下ろされて入ってる??(しかも調理時加熱されて)。それだけを見ると仙台名物・ずんだを思い出すのだけど、もはやその味の判断すらつかない。

 二人で頼んでおきながら、残すなんて申し訳ない。
そう思って二人は懸命に口に運んだ。しかし一口一口がとても重く、ついに手を伸ばしただけで口いっぱいにあの芳香が反芻される様になった。胃がNo!って言ってる
 これ以上食べ続ければ、もっと申し訳ない事態になりかねない。断腸の想いで箸を置いた。

 遭難(喫茶マウンテンで残す事)しました。本当にごめんなさい。

 あまりにも厳しくてコーヒーを追加したとき、「モーニングセット、お付けできますがいかがいたしますか?^^」と言われたのには、「ああ、名古屋に来たんだな」と痛感しましたよ。

カテゴリの最新記事