写真だけで出落ち感のあるVFDスペアナをAliExpressで見つけたのでポチりました。
今は見る影もないけれど、自分が小さい頃(特定を避ける濁した表現)オーディオといえば「ミニコン」だったし、強いミニコンはこのスペアナが横いっぱいについていました。KENWOODのロキシーとかROXYとかロキシーとか。
実際には「アナライザー」ではないため、商品名は「Audio Spectrum」と書かれているのが多数派。
オールインワンキット
VFDのもの、OLEDのもの、L/R2本のものなど様々売られていますが基本的にはイコライジング機能などはなく、ただ音に合わせてレベルをグラフィカルに表示するだけのグッズです。
同じパーツを複数の販売者が出しているため、比較的レビューの多いAIYIMAという販売元から¥ 3,483で購入。
8/15にポチって8/25に届きました。早い!
Banggood,お前は一体なんだったんだ・・・(まだ言ってる)
「AK2515_PRO」とだけスタンプされた質素な茶箱に入ってきました。
内容物はディスプレイ本体に音声分岐アダプタ+ミニステレオプラグケーブル、5Vを取るUSB-DCケーブル。更にケース&保護をかねるアクリル板、取り付けスペーサがついているので、これだけで飾って遊べるセットになってます。
アクリルカバーをネジ止めしたら電源を繋ぎ、PCやDACなど音源の出力に二股アダプタを割り込ませれば準備完了。
懐かしの「ピコピコ」が蘇ります!15 BANDとかミニコンのレベルでいったら最上位クラスですよ。
ヘッドホン出力なのでボリュームによってバーの高さが変わる点、音質的に二股アダプタが挟まってしまう点が惜しいといえば惜しい。
設定一覧
写真を貼った時点でこの記事は終わったようなものなのだけど、操作方法を熱が冷めた頃の自分に向けて書き残しておきます。
内蔵のファームで色々調節できるので。
スペアナ表示時
- アンダーバー(赤いライン)のOFF/ON:OK1回押し
- スペアナモードの切り替え:UP/DOWN1回押し
- 描画モードの切り替え:OK2回押し
- S.OUT ちょっとスムース
- S..OUT 大分スムース
- R.OUT リアルタイム表示
- 描画速度の切り替え:OK2秒押し
- MFT:バーの落下速度。下げたほうが速い。
- PHT:ピークホールドの保持時間。下げたほうが短い。
- PFT:ピークホールドの落下時間。下げたほうが速い。
- 表示替え時のエフェクト:OK3回押し
クロック表示時
暫く音声入力がないと、時計表示モードに切り替わります
- スペアナ表示に復帰:UP/DOWN1回押し
- 輝度UP:UP長押し
- 輝度最大化:UP10秒押し(非推奨)
- 輝度DOWN:DOWN長押
- 日付時刻設定:OK長押し。同じく長押しで解除
- 工場出荷設定:OK10秒押し
VFD時計として使えるかも
スペアナはそのうち飽きそうだけど、使ってない時の「VFD時計」が結構良さそう。ニキシークロックに似たレトロ感がいい。
リトアニアのニキシー管時計を作る その2 -完成編- | 徒労日記
正式に時計としてディスプレイしたいのだけど、問題がひとつ。
どうやらノイズを拾っているのか、音声出力をしていなくてもケーブルが刺さっているだけでスペアナモードになってしまいます。ケーブルが悪いのか音源が悪いのかはもう少し調べてみるけど、解消したいなー。
同じものはAmazonでも買えます。発送元は一緒な気がする・・・
アマゾンで購入したのですがやはりノイズが表示され時計解除されますね。内部回路のノイズがでてしまっているような気がします。ちなみにイヤホンで音を聞くとノイズが聞こえますよ
ノイズ源のおもちゃな事は間違いないですね。
自分は手持ちにあった「抵抗入りケーブル」を使ったら、一応意図的に出している音以外では時計が解除されないようになりました。