古いテレビもDIYで壁掛けにしたら見違えるほどスマートに設置できた

古いテレビもDIYで壁掛けにしたら見違えるほどスマートに設置できた

先日リビングの壁面をリフレッシュしたのに合わせ、手持ちのテレビの壁掛けに挑戦しました。
リフレッシュは壁面タイル「LIXIL | エコカラット」をDIYで貼った話で、これはまた別に書くかもしれません。

購入前にどんな方法を検討したかは下の記事をご覧ください。

アーム式壁面取付金具

壁掛け金具は今後のTV買い替えやHDMIの差し替えを考慮し、アームで前後伸縮するタイプから選びました。

中でも耐荷重が60kgまでと大きく、壁側の金具幅が460mmと広い「Loctek テレビ壁掛け金具 テレビマウント J2」を購入。折りたたんだときの薄さが最小58mmとアーム無し商品とあまり変わらないのもいい。

Loctekはデスクやスタンド、モニターアームを発売する会社でLoctek Japanはその日本代理店みたい。
パッケージから説明書までしっかり日本語でした。ちゃんとローカライズされているようです。

金具は6kgもありズシリと重い。金具の強度は安心したけれどこれを落ちずに固定できるかが不安になります。

壁掛け最大の難問はネジ止め位置。
商品は極太ボルト4本で壁側金具の両端を間柱に取り付ける事になっています。ですが今回取り付けたい場所はど真ん中に間柱が1本あるのみ。その左右450mm間隔で間柱があるもののどちらに跨いで取り付けたにせよ、テレビが大きくオフセットされる事は避けられません。

あれこれ考えた末、金具真ん中に穴を増やすことにしました。分厚い鉄板に家庭用ドリルで穴が空く下か心配でしたが、注油しながら切削したら割りと簡単に空きました。焼入れとかされてなくてよかった。

もちろん2本だけでは不安なため、両端4箇所に耐荷重10kgの12.5mm石膏ボードアンカーを4本追加しました。石膏ボードの裏に3mmのベニヤが入っているので恐らく耐えてくれるはず。
長い縦のマスキングが間柱の位置、短いマスキングが取り付けスペースの中心です。

下穴をあけてから、付属の極太ボルトで固定。車用のラチェットで締め付けました。
揺らしてもビクともしません。

いよいよTVが宙吊りに

うちのBRAVIA KDL-40X1000は40インチなのにカタログスペックで30kgもあります。現在は65インチでも15kgしかありません。

2本のステーは多数の穴位置がある ので、ちょうどいい場所にネジ2本づつで固定します。このネジも5種類位入っており、大抵のテレビで利用可能。

無事2本とりつけ、いよいよ搭載。

というところで問題発生。

あれ。ステーの間隔が広すぎて、アーム側金具に引っかからない??
血の気がひく。まて、おちつけ。

一度テレビを置いて冷静に間隔を図ってみると、僅かに6mmだけアーム側金具が長い。

今度は慎重にセンターを決めて、恐る恐る手を離すと・・・おお、浮いた。
本当にギリギリ。

下側の大事なネジももちろん位置があわない。
とりあえず左右にずれなければひとまず落ちないだろう、という事で大ワッシャーを噛まして締め付けました。

一応左右に揺らして落ちないことは確認したけど、これは早くテレビ買い替えたい。
いや、むしろ落ちて割れたら決心がつくかも??

 

固定はともかく、頑丈なアームは30kgをガッチリ釣り上げてくれます。ここまで広げてもたわまない。

この裏側にケーブルの余長をまとめてスッキリ収納できました。

改めて俯瞰してみると・・・いい。

ちょっと焦ったけれど、いざ取り付けが終わって眺めてみると予想以上にイイです。
11年前のテレビでもスッキリ設置できて、不思議な清潔感が出ています。
石壁風のエコカラットともマッチしてると自画自賛。

本来新築ではアンテナとコンセントをテレビの裏に隠れるように作るのだそうですよ。我が家は残念ながら左下に見えてしまっていますが、それでもゴチャゴチャしていたTVボード設置にくらべれば異様にスッキリとしました。

あとは大画面のテレビが早くほしいなぁ。

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