サーバトラブルなどがあり久しぶりの更新です。更新しない間にPS3のGT6でネット対戦を楽しんだりしていたのですが、ダートステージだけは不満でつい「WRC4 FIA WORLD RALLY CHAMPIONSHIP」を買ってしまいました。
WRC4はPS3でも華々しく(?)発売予定だったものの、発売元のサイバーフロントが倒産。PC英語版をダウンロード購入するしかなくなった悲しいタイトル。それでもSteam取り扱いであったため、入手性という意味では全く問題ありません。本当、いい時代になったものですね。
このゲームを短く紹介すると
「飾りっけなく淡々と走りこむラリーカーゲーム」
です。
ゲームシステム
「すぐレース」と「ステップアップしながらステージを進める」から選ぶレースゲームとしてはとてもオーソドックスなシステムです。
Quick RallyはいきなりWRカーで走る事ができ、Careerは世界選手権にJunior WRCクラスから参加して段々ランクアップしていきます。あとはRally Modeという「何カ国」x「Dayいくつ」を選んで手軽に走り込めるモードもあります。
様々なアトラクションが提供されたDiRT3やGT6と比べてしまうとあまりにも寂しいシステム。反面、お腹いっぱいになるまで、どっぷりとSSを走り続けたい人にはむしろ好感が持てるのではないでしょうか。
Careerモードについて補足すると、一カ国は1日SS2つxDay3で合計6SSのみ。サービスパークでのメンテナンスもDayの終わりにあるだけ。ここも他のゲームと比べ大分あっさりしています。レースで勝ち続けていると、数戦で次のクラスへのオファーが来てステップアップできました。
グラフィック
遊んだ第一印象では「グラフィックしょぼすぎ!」
はっきり言って2,3年前のレベル。テクスチャの解像度も低く、オブジェクトの繋ぎ目も荒い為GT6のあとに遊ぶと落差で悲しくなります。グラフィックオプションは解像度(Max 1920x1200)とFSAA位しか変更部分は無く、重くなりようが無いといった感じ。
イケてないグラフィックその1。車のモデリングが初代Need for Speedと同レベルです。
イケてないグラフィックその2。この冴えないスタートではまったく気持ちが弾みません。
そんなグラフィックでも一つ良かったのが遠景の書き込み。遠くの「これから走る場所&走った場所」も細かく書かれており、狭いコースではなく大地を走っている感触を味わえます。高地では「うおお、怖い!」となるし、海岸線沿いのSSは綺麗で、3速全開で曲がった時の爽快感はたまりません。この点は素直にDIRTに勝っていると思いました。
遠くの山々に見えるコースやパラグライダーに注目。
操作性
自分はPS3のDUALSHOCK3をMotioninJoyを使って認識させており、メニュー選択からドライビングまで全く問題ありません。
左スティックにステアリング、R1/L1でシフト、R2/L2でアクセル/ブレーキに割り当てています。アクセルオフでのタックインの様な動きが強いので、それを積極的に利用するならアクセルはぜひアナログで使いたいところ。また、コースにヘアピンが多い気がします。サイドは長めに引くとクルっと回るので押しやすいコントローラーを使うのも重要です。
理想はこの動画の方の様なレースゲームセットを組んでどっぷりとラリーシムにハマる事ですね。はー。ロジのG27欲しいなぁ。
Logitech G27 Racing Wheel(並行輸入品) Logitech |
2014/04/20 メモ
Windows8.1 Pro Update1を導入してそのままインストールするとWRC4は音がでない。下記よりDirectX9 Runtimeのインストールが必要。