[2017年3月版] GeForce ExperienceでYoutubeにライブ配信する方法

[2017年3月版] GeForce ExperienceでYoutubeにライブ配信する方法

昔は特殊な機材が必用だったゲーム画面のライブ配信(ストリーミング配信)ですが、今は各グラボメーカーの公式アプリにて誰でも追加機材なしで行える様になりました。

自分はGeForce GTX1080を使っているので、GeForce Experienceを使ってYouTubeにプレイ動画をアップするまでの手順を載せておきます。

環境

  • GeForce Experience:記事を書いている今最新の3.4.0.70
  • グラボ:GTX1080 ドライバーは378.66。
  • 配信タイトル:
    「基本は課金!重鈍なサーバと多種多様な課金手段を体感せよ!」
    ~ ブレイドアンドソウル

Youtube側の設定

ストリーミングを許可する

ブラウザでアカウントにログイン。
右上の自分アイコンから「クリエイターツール」を選びます。

その後、左メニューから「チャンネル」を選び、「ステータスと機能」画面の右上にある「ライブストリーミング」を有効にします。

これをしないとExperience側で設定しても「Youtubeで設定を有効にしてください」とすぐ停止してしまいます。

オフラインの状態を設定

追記
GeForce Experienceから配信する場合、ここの設定は意味がありませんでした。
でもせっかく書いたので、参考として書いておきます。

~~ここから~~~

Youtubeの指定するURLに対してデータを送れる場合、ここでの情報が利用されます。
Experienceは当てはまりません。

ストリーミングのデフォルトのタイトルやカテゴリ、公開範囲を指定できます。またすぐ下にある「サムネイルを変更」で待機時画像をアップロードできます(未設定の場合は最初におすすめされます)。

~~ここまで~~~

これでYoutube側の設定は完了。

GeForce Experience側の設定

デスクトップ

GeForce Experienceを起動し、設定を開きます(右上にあるギアのマーク)

真ん中下にある「シェア」を有効(グリーン)にします。

デスクトップアプリ上の設定は以上。

オーバーレイ画面

ストリーミングしたいゲームを起動しましょう。

Alt+Zを押すとExperienceの画面がオーバーレイ表示されるので、右側の設定(ギアマーク)を押します。

  1. 「接続する」を選んで一番下のYoutubeを選択、指示にしたがってログイン。Youtubeでの自分アイコンとログイン日時が表示されれば成功です。
  2. 一番したの「プライバシー管理」を選択。

    「~のデスクトップキャプチャを有効にしますか」と聞かれるので「はい」を選んで戻りましょう。

    これが必要かはゲームタイトル、画面設定によりますが、疑似フルスクリーンモードで動作しているブレイドアンドソウルでは必用になります。アプリ切替時に解像度変更が発生するようなフルスクリーンモードでは必須ではないと思われます。
    なおこの設定を堺に「配信中はすべてのPC操作がまるごとアップロードされる」ので注意してください。ONにしたままエロサイトを巡回したり、アカウントを入力を配信してしまわないように・・・・。
  3. 最後にメニューの「ブロードキャスト」を選んで「Facebook、Twich….にブロードキャストをONにしますか?」を「はい」にして戻ります。

いよいよ配信開始

送信!

「Alt+Z」でExperienceメニューを出し「ブロードキャスト」→「カスタマイズ」を選択。
最初は解像度が低くなっているため、1080pなど希望の解像度に合わせます。光回線であれば他は60fps、6Mbpsで問題ありません。

画面を一つもどって「起動」を選ぶか、ショートカットの「Alt+F8」を押して配信開始画面を表示。

配信のタイトル、配信対象を決めたら右上の「ライブ配信を開始する」を押すと配信が開始されます。

Coolなプレイを見せつけよう!!

視聴!

PCで配信しつつ、インターネット経由で手元のスマホで観てみました。

実際のゲーム画面とは10秒ほどのラグがあるようですが、配信自体は途切れなく1080pでも視聴できました。
オーディエンス(視聴者)を「プライベート」にして配信する場合は共有ボタンからリンクを取得し、LINEや掲示板で知らせるのが速いでしょう。

チャンネルをフォローしている場合はその人のチャンネルに入った瞬間、動画に「LIVE」マークがついてわかるようになります。

配信してみてわかった事

途中書きましたが、デスクトップ配信をONにすると本当にすべてが配信されるのでちょっとした恐怖です。ただし配信はインスタントリプレイと排他なので普段はそちらをONにしておけば少し安心。

あとはExperienceで配信する場合、ウェブの管理ツールで作ったページとは別のストリームにアップされます。その際のオフラインサムネイルは設定できない上、勝手にYoutubeアカウントのアイコンが拡大利用されて汚く表示されます。これはなんとかならないものか。
そのた注意としてはテストで配信したデータもライブラリに公開されるので消し忘れ注意とか、Youtubeで聞いてるBGMも流れちゃうとかetc.

とまあ日本語が中国フォントになった上にUIまで怪しくなったGeForce Experienceですが、これのお陰で自分のプレイ画面をお手軽に配信できるようになった事は確かでしょう。

さらに凝った配信がしたいかたはOBS Studioを使ってTwitchに配信するこちらの記事をどうぞ。

コメントを残す