Windows10へようこそ!でも無償アップグレードしたPCは今後要注意

Windows10へようこそ!でも無償アップグレードしたPCは今後要注意

突然ですが・・・

祝!ブレイドアンドソウル Windows10対応!

最近は比武をするたびにゲームをアインインストールしたくなります。
自分ダメすぎる・・・

20151107-05公式がこんな調子(NCSOFT各サービスにおける「Windows 10」の対応について)だからまだまだ先かと諦めていたのですが、実はWindows 10 でプレイが出来ましたにあるとおりブレソがWindows10で動くようになってました。自分が「ダメだ!」となったほぼ数日のうちにGameGuard(ブレソに付随するセキュリティプログラム)が使用可能OSと判断するようアップデートしたみたいです。もうちょっと早ければ・・・

というわけで遅ればせながら自分も晴れてWindows10に飛び込める!というのが数日前。

以前準備したライセンスキーが使えない

以前の記事で書いたとおり遊休となっていたWindows7をVMware上でWindows10にアップグレードし、無事にライセンス認証がされていました。その際Windows Product Key Viewerでライセンス番号をメモっておいたし、それを使えばすんなりクリーンインストールできる。そう思っていました。

ところがそのメモしたライセンスキーをセットアップしても認証エラー発生。

20151104-01「ライセンス認証サーバーで、指定されたプロダクト キーがブロックされていることが判明しました」!!??

結局この日は埒が明かず、画面の指示に従ってMicrosoftのAnswer Desk に問い合わせるから問い合わせ行いました。フリーダイヤルは毎度混み合っておりますメッセージで使えませんが、チャットならすぐ対応を開始してくれました。

20151104-02作業の「ながら」でできるしこれは便利。
ただしスマホでやる場合は注意が必要。別アプリに切り替えたり、少し放置して画面ロックされるとWebのセッションが切れ、チャットが初めからになってしまいます。ながらでやるならPCが良さそう。

そうして教えてもらった結果がこれ。

  • Windows7のプロダクトキーは一度アップグレードに使用してもまた認証できる
    (ただしハードウェアの変更等による認証エラーは従来どおり電話にて対応必要)
  • 媒体は一般に公開(Windows 10 のダウンロード)されているファイルでOK
  • 一度物理PCでのインストールを済ませてしまえば、次回からクリーンインストールは可能。

自分は過去思い違いをしていたようで

一度「Win7/8がインストールされたHDDをWin10にアップグレードする」という処置によって、
マイクロソフトで管理しているプロダクトキー情報をWin10用に書き換える処理が必要です。

と書きましたが少し違うようです。「Windows10のライセンスキーは発行される(見えない)が、アップグレード元のライセンスキーが消失するわけではない」ということ。

以上のことを含めて話をまとめると・・・
今回のWindows10無償アップグレードキャンペーンを利用したPCのハードウェアが大きく変わる場合、再度1からWindows7インストール→Windows10アップグレードの流れを踏む必要がある。

そう言われたわけでもないのですが、ハードウェア構成とプロダクトキーはマイクロソフト内で関連して保持されているように思えます。なので構成が変わらなければ自動的にライセンスは認証されますし、構成が大きく変わった場合は今後ずーっとWin7からのインストールになるかもしれません。
もっともキャンペーンが終わる1年後にはマイクロソフトが何か運用を変えるような気もしますが。

Windows7(8)ではライセンス認証が通らない場合は電話対応して解決していました。今回もその流れだろうと問い合わせをしたわけですが、そうじゃないという事です。おそらくWindows10のライセンスキーを利用者に伝えずに自動的に認証を許可するアップグレードキャンペーンの仕組みによるものでしょう。

ちなみにサポートのかたが教えて下さったWindows10の媒体からのインストールガイドがこちら

クリーンインストールで無事認証を確認

以上のことを確かめるため、2日連続Windowsを再インストールしました。

物理マシンにWin7をセットアップ→ライセンス認証ではVMwareの時と構成が違うため「このライセンスキーは使えません」メッセージ。これは「他の方法で認証を試す」を選んで番号を表示→Microsoftライセンス認証窓口にて手続きして無事認証。
あとはWindowsUpdateもロクにかけずに「Win10 インストールUSB」を挿し込んでWindows10をセットアップ開始。2回あるライセンスキー入力は両方ともスキップ&後で。その結果、Windows10が無事認証状態でセットアップ完了しました。

あとはこのハードウェアを何も変えない状態で「Win10 インストールUSB」からPCを起動。普通通りクリーンインストールすれば無事Windows10のクリーンインストール&認証状態が完成しました。Answer Deskの言ってた事あってた。すごい!(と思うのも変な話なんだけど)

使って三日目の感想

フォントと基本UIの変更

画面デザインは今時代に合わせてWin8のフラットデザインをさらに推し進めたものになりました。控えめなウィンドウデザインにシンボリックなアイコン。ともすると殺風景になりそうなものですが、新しいフォント「遊ゴシックUI」のおかげか洗練された感じがして個人的には好印象です。当方は解像度2560×1600の環境。

20151107-01

ただ線の細いこのフォントには不満を持つ人もいるようで、ディスプレイの設定、個人の好みによるのかなと。文字の横幅が狭くなり、詰まった感じを受けるのかもしれません。

使えそうな純正アプリ

今までちぐはぐだったメトロUIアプリは従来通りのウィンドウモードを持つことで使えそうなアプリに変わりました。

OneDriveとのシームレスなアルバムを提供してくれるフォトアプリ20151107-03軽量・シンプルなGrooveミュージック。音楽聞くためだけならもうiTunes要らなそう。

20151107-02

これからスタートタイルにどんなアプリが増えるか楽しみです。一方的に連携を打ち切られてゴミになっていたスケジューラ&メールアプリも一新。Googleアカウントの取り込みが可能になり、使えるフロントエンドプログラムとなっています。

いつものアプリが使えるかチェック

大手アプリはWindows10の正式対応が進んでいます。
ここでは自分が必須にしている各種ツールの対応をチェックしました。

Windows Home Server 2011 Connecter

Windows7,8の時とは代わりNTLMの認証レベルを指定する必要はありませんでした。バックアップも現在普通にとれています。ただWHS2011に付属する起動媒体がいい加減古くなってきているので、UEFIでインストールされたWindowsバックアップを復元するとエラーが表示されます。
完全に復元が出来るかのテストはしていないけど、そろそろ別の手段を考える必要がありそう。

JDownloader2

問題なくインストール&動作可能。ただし入れる時に外部アクセスするので怪しいです。気にする人は辞めましょう。

RAMDA

Windows8で使い始めたRAMDISKツールはWindows10でも問題なし。特段対応をしたわけでもなさそうですが。

TVtest & DScaler

同じく問題なくインストール&動作OK。Windows10でも.tsファイルは再生可能です。

Janetter

問題なく動作。.exeを管理者権限で実行する必要あり。
今もアカウント数不足問題は続いてるんでしょうか・・・

そんなわけで・・・

だいぶ乗り遅れたこともあり、環境はなんの不便もなく移行できました。ゲームのパフォーマンスもWin8と変わらない様です。UIもわかりやすく、割りと違和感なく使えています。
世間ではWin8は様子見とされパスされるパターンも多いため、みんなだいすきスタートメニューが復活したWin10がどう定着してポストXPとなるか楽しみです。

 

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