Chromecastでもts録画ファイルが再生可能なQloud Mediaレポ。

Chromecastでもts録画ファイルが再生可能なQloud Mediaレポ。

最近、Chromecastでts録画を再生できるQloud Mediaというアプリを知りました。

PlexServeToMeと同様、サーバ上のデータをどこでもスマホで見られる事が主な機能。データを送信するサーバPCに常駐アプリをインストールし、スマホのクライアントアプリで再生します。前述のソフトとの違いは、「MPEG2TS形式に対応」かつ「Chromecastへのストリーミング対応」というお互いのいいとこを備えている点。

サーバサイド

常駐するアプリの設定はシンプル。中国のアプリですが日本語化もされているため、特にPCに詳しくなくても「共有フォルダ」に登録するだけで使い始められます。

20150125-01常駐してしばらくすると「QiSS PIN番号」という12桁のコードが勝手に採番されます。この番号を後述のスマホアプリに登録する事で、IPアドレスやWi-Fi環境、3G環境を意識する事なく、サーバのコンテンツにアクセス出来るようになります。

クライアントサイド

Android

最初に書いてしまうと、悲しい事に現在出力先にChromecastを選べるのはAndroidアプリであるQloud Mediaのみです。

20150125-02現在日本円で¥300。無料版のQloud Media Freeでも動画再生や基本的な事は問題ありませんが、Chromecastに送信ができない他、ファイル検索やテーマの無効化など一部機能に制限がありました。

アプリを起動し、左下の+マークでサーバを追加。QiSS PIN番号を手入力する他、LAN内にQloud Media Serverがあれば勝手に見つけてくれます。

20150125-03サーバを開いたところ。オーソドックスなデザインで見やすく基本的な機能は兼ね備えたUI。

20150125-04LAN内にChromecastを見つけると、おなじみのアイコンが出てきます。また、動画は再生記録を記憶してくれるので再開が簡単。ファイルフォーマットや解像度もわかりやすく、個別にビットレートを指定できるのも芸が細かい。

20150125-05

再生中のインターフェースはシンプルです。

20150125-06願わくば「30s」「1m」「3m」の早送りボタンを付けて欲しかった。Castせずスマホ自体で見る際はジェスチャーで15s送り/戻しの機能が使えます。

ビットレートは通信経路ごとにデフォルトを指定可能。モバイル時は512kbps、Wi-Fiでは2048kbpsがデフォルト。自分のSOL24は Wi-Fi時11n 2.4GHzで接続していますが、5Mbps~10Mbpsに上げると如実に遅くなったため結局2048kbpsに落ち着いています。
また、ビットレートは再生開始や早送り後の再生復帰にかかる時間にも影響をあたえるため、そのレスポンスを測定しました。(サーバのCPUはCore i3-2120T(2.6GHz 2core x 4Logic))

ビットレート待ち時間(秒)
512kbps20
1024kbps(1Mbps)9
2048kbps(2Mbps)12
5Mbps21
10Mbps47

512kbpsはちょっと謎なものの、基本的にビットレートが上がるごとに待ち時間が伸びていきます(バッファリングの時間も含まれていると思う)。また1Mbps以下では明らかに画質が劣化するため、そういう意味でも2048kbpsかなぁと。それでも15秒早送りする度に12秒待たされるのは辛いため、CMは我慢して見る事にしました。
tsをローカルで再生できるRaspberry Piのxbmcと比べると確かにノイズは目立ちますが、ソファから離れて見る分には2048kbpsでも許容範囲の画質です。

iOS

iOS版はAndroid版よりもだいぶシンプルというか、無料版に近い機能のみが提供されています。300円の有料なのに。

Qloud Media
カテゴリ: ユーティリティ, エンターテインメント
レビュー:3/2.5
3.4 MB:¥300

ホーム画面もシンプルでサムネイルやヒストリなどは表示されません。これはiPadでも同様。 20150125-07サポートアカウントに「iOSでもChromecast出来るようにしてください!」とお願いを出してみましたが、今のところ音信不通です。是非お願いします。

1週間使ってみて

相変わらず自分の持ち歩きはiPhoneですが、たとえChromecastが無くてもメディアストリーミングサービスとして結構完成度が高いと感じました。ファイルブラウザを含めて完全日本語対応している点はPlexに優っていますし、iPhone&iPadでts再生をした時のレスポンスはmpeg4ファイルのそれと大差ありません(2,3秒で表示されます)。サーバアプリもWHS2011で動くし、コストも\300(あるいは\600)と低価格です。

tsの消化に使えるか?という点においては、レスポンスや操作性で完成しているxbmc&Raspberry Piで観た方がいいとは思います。長編の映画なら早送りなどしないし、このアプリでも十分観れるなと思いました。

あとは必ずスマホ(orタブレット)が必要でPC用のWebページがない点をどう感じるかでPlexと使い分けをしたらいいんじゃないでしょうか。これでPlexもChromecast時のts再生を修正してくれたらもっと活気が出るでしょう。

Plex
カテゴリ: エンターテインメント, ユーティリティ
レビュー:4/無し
13.9 MB:¥500

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