とうとう2wayスピーカーが付録に。「Stereo 8月号」が届きました。

とうとう2wayスピーカーが付録に。「Stereo 8月号」が届きました。

6月位にポチっておいたStereo 8月号がAmazonから届きました。オーディオの付録付き雑誌は今までデジタルアンプにUSB DAC、手作りスピーカーキットなどがありましたが、2wayスピーカー(計4つ)ユニットがついた雑誌はおそらく初めて。

ちゃんと4つついてました

スピーカー4本という事もあり結構ずっしり。

20130721-01雑誌の価格は\3,810。おまけが高そうに見えますが、雑誌自体は毎号と変わらず標準的な内容。
開封すると確かに2×2で計4本入っています。

20130721-02ユニットの他、取り付けネジにパッキン、ツィータのローカット用1uF無極性電解コンデンサまですべて付属。ケーブルさえあればとりあえず組み上げて音を出す事ができます。

マグネットにはFOSTEXのロゴ入り。

20130721-03スピーカーというだけなら1本200円でも売っているため、それほど無理な価格とも思いません。ただ「フォステクス」の名前を冠したスピーカーが2wayステレオ分となれば安いことは確か。付録とはいえ看板を載せたユニットからはたしてどんな音がするのか楽しみで購入しました。

PT20 トゥイーター

  • サイズ:20mmソフトドーム
  • インピーダンス:8Ω
  • 再生周波数:3k~32kHz
  • 音圧レベル:84dB

PW80 ウーファー

  • サイズ:8cmコーン
  • インピーダンス:8Ω
  • 再生周波数:130~23kHz(130は共振周波数)
  • 音圧レベル:83dB

何はともかく音を聴いてみたい

フィルムコンデンサに変えたり、ケーブルを専用品にしたりせず、今回はあえて付属品+安物ケーブル(ホームセンターで売ってるヤツ)で適当につないでみました。オーディオ初心者がこの雑誌を買った想定でどんな音がするのか。

20130721-04固定は余っていた端材に伝統のタイラップ芸。雑誌の組み上げ例ではユニットの配置も逆、ツィーターの位相も逆につなぐ様に指示されています。ウーハーは直結で大丈夫ですが、ツィータはコンデンサをつける事が必須です。ウーハーの+からコンデンサを経由してツィータのーへ。ウーハーのーは直接ツィータの+へ。

どのユニットでも不安と期待が入り交じる音出し。

20130721-05今、記事を書きながらも聴いていますが、素直に言うと「なんとも耳が痛い」音です(3時間慣らし)。ウーファーは23kHzまで出るし、ハイカットフィルターも無いのでほぼフルレンジスピーカーみたいなもの。そこからとても尖った音が出てきます。ケルティック・ウーマンは伸びてよかったけど初音ミクは正直耳が痛い・・・。

  1. 8cmしか無いので低音が出ない
  2. 音が軽くて物足りない
  3. ボリューム上げる
  4. 高音が耳に刺さる

みたいな流れでしょうか。

やっぱりというか、ちゃんと箱に入れてあげて低音を引き出してあげないと使えるスピーカーとは呼べそうにありません。もう一つ、記事中に「10kHzに共振周波数がある」と記載があり、それが耳についてる可能性もあります。0.3mHのコイルを入れればその部分をハイカットしてくれるそうなので、自分もまずはコイルを用意してみようかな。

最後に。「自作スピーカーにはボックスが必要」と書いてしまうと自作をしない人にはぐっと敷居が上がると思います。でも最初は箱状のものに入れさえすればいいので、届いたAmazonの箱に穴でもあけてテープで固定すればOK。まず試してみたらそこから面白くなるかも?

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