アルバム一枚分のお金で買えるCPU CeleronG440

アルバム一枚分のお金で買えるCPU CeleronG440

修理から帰ってきたIntel DQ67EPのテストに使えるCPUがない。そこで最近出た実売3千円のCPUを買ってみました。3千円って飲み会一回に我慢すれば買える値段。またはCDアルバム一枚分。FAN付きリテールBOXがこの値段で買える日がくるとはねー

 スペックはシングルコアで1.6GHzとかなり控え目。その代わりTDP35Wで、NAS用のServerとかには向いてるんじゃないかと。同じTDP35Wでもi5-2500Tよりは冷えそうな気がするし。BOXにはちゃんとIntelシールとi3と同じサイズのCPUクーラー付き。ただし中心部に銅コアはなく、フィンの間隔も粗め。

最小構成で組んで素性を見る

東京で買ったあと余っていたJMAX JX-FX400B(この機能この品質でこの価格。ハイC/PなMiniITXケース – JMAX JX-FX400B レビュー | 徒労日記)に入れて一台組んでみた。OSは同じく余っていたWidnows Vista HomePremium。まずは最小構成で組んでみて、期待の消費電力を測ってみた。

アイドル(ディスプレイON) 29W
アイドル(ディスプレイOFF) 25W
高負荷 40W

思ったほどは低くはない<(;´Д`)> 20W切ってくれるのを内心期待していたのに。高負荷それに+11W程度なのでトータルでは省電力。OSを使ってみても1.6GHzだから遅いという印象はありませんでした。普通にネットPCとして使う分には問題なしです。
クロックダウンなど試したい所でしたがDQ67EPでは出来ないみたいで断念。ZかPならできたかもしれませんが、Kシリーズで無い以上かなり制限はありそうな予感。

試しに入れたWindows8でのPCパフォーマンススコアはこんな感じ

 やっぱり軽作業なら問題ない程度の数値は出ています。

低速CPU+多数HDDの組み合わせは市販NASに迫れるのか

素直にOnBoardRAIDで組むのがよくあるパターンですが、今回はLivingServerで使えなかったVVAULT(VVAULT2.0はWHS2011バックアップで使えるのか | 徒労日記)を使ってみました。仮想DEが面白そうでどうしても試してみたくて。我が家に余っていたHDDをこれでもかと接続。

DQ67EPのSATAポートを全部使いました。これ以上増やすにはUSB3.0経由しかありません。しかし寄せ集めなので容量は2.1Tどまり。そして消費電力はアイドルで49W(アクセス時は52W)まで増大しました。きっと骨董品の160GBが悪いに違いない。

VVAULTをインストールし、物理ディスク本数が無制限になるPersonalライセンスで登録。仮想ドライブは今回IからMドライブまでの5本を仮想的な1本として組んでいます。そこにベンチマークをかけたらどこにアクセスされるのか興味深いところですが、アーキテクチャなど具体的な説明は載ってないので不明。実際に大量のデータを入れてみると、大部分は1TBに入りましたが最小の160GBにも少し入っていました。

 物理ドライブを登録するとき、インターフェイス速度によって自分で「高速・低速」など選んで登録するわけですが、同一速度内ではどう区別されるのでしょう。裏でこっそりベンチマークして優先度テーブルみたいなものを作ったりするんでしょうか??

実際にできた仮想HDDの性能を調べました。

これは今回のVVAULTマシンから直接仮想ドライブに対してのベンチマーク結果。

こちらがクライアントPCからネットワークドライブとして計った結果。ウィルスソフトはavast! Free AntivirusでファイアウォールはOS標準のもの。2回計測しても値は大きくは変わらず。

参考までにLivingServerに搭載したWD20EARX(AHCI)のネットワークドライブも測定。こちらはComodo Internet Securityのアンチウィルス&ファイアウォールを使用。同じく2回計測しても値は変わらず。

結果を見て腑に落ちないのは、VVAULTマシンはローカルアクセスよりネットワークアクセスの方がWriteが速いという点。考えられる原因としては

  • ディスクキャッシュ以外にもメモリキャッシュ的な機能があり、複数回計測すると上昇する
  • ローカルの測定結果が間違っている(時々ベンチでファイル作成エラー出るし)

などが考えられます。うーん。謎。

一方Readを見るとネットワークアクセスは素直に速度低下がみられます。ただしLivingServerのWD20EARXに比べて速度低下は25%ほど。(LivingServerは110MB/s→57MB/sと約半分に落ちます)

75MB/sのリードスループットがあるなら、大容量HDDを5本積んでNASとしても使えそう。有名なQNAPのホーム製品でも50MB/s~110MB/sくらいだそうなので。ただし消費電力は惨敗。QNAPは26Wくらいで済むそうな。

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